1日3食規則正しく!

2017年 1月 5日 木曜日

明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様はどのようなお正月を過ごされましたか。
私は家で駅伝やお正月番組を見ながら、
1日中だらだらと食べ続け、飲み続けていました。
正月太りを起こす典型的なパターンですね。

私のお正月の1日の食事回数は長時間の1回でしたが、
一般的には1日3食ですね。
平成27年国民健康・栄養調査による朝食の欠食率は、
男性14.3%、女性10.1%
となっています。
昼食や夕食を欠食する人がいることを踏まえても、
概ね80%以上の人が1日3食の食事をしていると思います。

日本人が1日3食の食事をするようになったのは、江戸時代以降です。
今から400~500年前までは、1日2食が一般的だったようです。
さらに原始時代まで遡ると、1日1食となります。

現在は「1日3食規則正しく」と言われていますが、
1日に3食の食事をするようになったのは、人間の歴史を考えるとまだ最近のことです。

昔はお腹が空いたら、もしくは、何か食べ物が手に入った時に食べていました。
しかし、飽食の現代。
お腹が空いていなくても美味しそうなものが目の前にあると、ついつい食べてしまいますよね。

それでは、どうして1日3食が良いのでしょうか。

食事をすると血糖値が上がります。
そして、インスリンが分泌され、血糖値を下げます。
通常は食後2~3時間すると血糖値は元に戻ります。
しかし、だらだら食べ続けていると、
血糖値の高い状態が続き、
インスリンが分泌され続けます。
その状態が続くと、インスリンが効きにくくなったり、
分泌されにくくなったりします。
また、食事の回数を3回よりも多くすると、
1食の量が多くなりがちで、結果としてエネルギー過剰
なってしまいます。

それでは、食事回数を減らしてはどうでしょうか。
1日1食ダイエットや朝食・夕食抜きダイエットというものもあるようですが、
1日に1~2回の食事では、必要な栄養素を全て摂取することが困難です。
また、空腹の時間が長くなると、食後に急激な血糖値上昇を起こします。
さらに、飢餓状態になることで、身体にエネルギーを溜め込みやすくなります。
.  

このような理由から1日3食が理想的とされています。
朝、昼、夜に食事をすることで、1日のリズムを作ることも大切ですね。

新年も始まったばかり。
規則正しい食事、生活で素敵な1年をお過ごしください。

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