食事で紫外線対策

2011年 7月 20日 水曜日

 

hizashiこんにちは、Koharuです。                                 暑い日が続いていますが、夏バテなどされていませんでしょうか。

日差しの強いこの時期は、気温とともに紫外線量もピークを迎えています。                  そこで今回は、紫外線食事に関する話題をお伝えします。

紫外線というと心配なのが、肌への影響、特に日焼けは気になります。                    私もこの日差しの中、UVクリームをうっかり塗り忘れて外出した日は、                     数時間で肌が赤くなり、日焼けをしてしまったことがありました。                                         近年のオゾン層の破壊で、地表に届く紫外線量は増加しています。                     晴れの日はもちろん、曇り空の日も、快晴時の60%の紫外線が降りそそいでいますので、      普段の紫外線対策は油断できません。

紫外線を過剰に浴びると、日焼けやシミ、ソバカスなどの色素沈着のほか、肌内部に存在するハリやツヤを保つコラーゲンやエラスチンを傷つけ、しわやたるみ、乾燥を引き起こしやすくします。          また、新しくつくられる細胞にもダメージを与えてしまうため、肌トラブルを起こしやすくします。

では、日常の紫外線対策はどんなことが必要でしょうか?・・・                                    まず、体の外側からの対策です。UVクリームをしっかり塗り、日傘、衣類、サングラスなどで肌をガードすれば、ある程度まで紫外線のダメージは抑えられます。                                  

そしてもう1つは、らの対策も大切なポイントです。                                    食事によって、紫外線から受けたダメージを抑え、受ける前の紫外線ダメージを             ある程度まで抑えることができます。

紫外線が皮膚にあたると、肌の内部には活性酸素が発生します。この活性酸素によって、色素細胞のメラノサイトの働きが活性化され、色素沈着を促進させます。

このように発生した活性酸素を消去する働きをしてくれるのが、ビタミンC、ビタミンA(カロテノイド)、ビタミンEなどの酸化ビタミンす。                                                                         ビタミンCはレモン、オレンジ、グレープフルーツ等の柑橘類のほか、キウイフルーツやいちごなどの果物、トマト、ブロッコリー、芋類(さつま芋、ジャガイモ)にも多く含まれています。           メラニン色素を作る働きをビタミンCがブロックしますので、日焼けによる色素沈着を抑えることができます。                                                                                     ビタミンAは、レバー、うなぎ、卵黄などに多く、ビタミンAの前駆体であるβ‐カロテンは、緑黄色野菜(かぼちゃ、にんじん、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー等)に多く含まれています。         抗酸化作用と肌の免疫機能を高める働きがありますので、紫外線から受けたダメージの修復を助けます。                                                                                       ビタミンEは、アーモンドなどのナッツ類、植物油、アボカド、かぼちゃに多く含まれ、強い抗酸化作用のあるビタミンです。末梢の血液循環を良くして、肌の新陳代謝を高める働きがあります。

tomato

その他にも、トマトやスイカに多く含まれる赤色色素の「リコピン」、                           鮭、いくら、カニ、エビに多く含まれる色素成分「アスタキサンチンにも         抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。

 

太陽の光をいっぱいに浴びて成長した野菜や果物、光合成によって成長した藻類を食べた魚介類には、紫外線から細胞を守るしくみが備わっています。このような食べ物を摂り入れることで、人間もその働きを体の中にとり入れることができます。野菜

紫外線が気になるこの季節、赤、緑、黄色の濃い野菜や果物、魚介類などを食べるように心がけて、体の内側からも紫外線対策をとり入れてみませんか。