ダイエットの基本のお話

2025年 4月 20日 日曜日

暖かい日が増えてきましたね。


これから初夏を迎えるにあたり、身体のラインや体重が気になる方も多いのでは?

今回は、ダイエットの「基本」をお話したいと思います。

① 自分の体格を知る

ダイエットを開始する前に、まずはご自身の体格を正しく知ることが大切です。
BMIはご存知でしょうか?
肥満度の判定には、国際的な標準指標であるBMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)2が用いられています。男女とも標準とされるBMIは22.0ですが、これは統計上、肥満との関連が強い糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)に最もかかりにくい数値とされています。

「脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、体格指数(BMI)25以上のもの」が肥満と定義づけられており、下記の表の通り判定されます。

 

肥満度分類(日本肥満学会)

  • 18.5未満: 低体重
  • 18.5~24.9: 普通体重 
  • 25.0~29.9: 肥満(1度)
  • 30.0~34.9: 肥満(2度)
  • 35.0~39.9: 肥満(3度)
  • 40.0以上: 肥満(4度)

※ただし、肥満(BMI≥25.0)は、医学的に減量を要する状態とは限らない。
なお、標準体重(理想体重)はもっとも疾病の少ないBMI22.0を基準として、標準体重(kg)=身長(m)2×22で計算された値とする。

※BMI≥35.0を高度肥満と定義する。

BMIは簡単に計算できるため、健康管理の一つの指標として広く利用されています。ただし、筋肉量や体脂肪率などを考慮しないため、必ずしも個々の健康状態を正確に反映するわけではありません。より詳しい評価が必要な場合は、医師や管理栄養士に相談することをおすすめします。

 

② 減量する場合、無理のない目標を立てる

無理のない減量ペースは、1か月に1~2kgの減量が理想的とされています。

これにより、身体への負担を減らし、リバウンドのリスクを低く抑えることができます。例えば、1か月で1kg減量するためには、1日に約240kcalを減らす必要があります。これは、ご飯を1食あたりお茶碗1/3減らす、またはお菓子を控えるなどの小さな工夫で達成できます!

③ バランスの取れた食事を摂る

主食、主菜、副菜をバランスよく摂取することが基本です。

☆食事の具体例

  • 朝食: (和食)ご飯+納豆+味噌汁(具沢山だと、なお良いです!)
             (洋食)オートミール+低脂肪ヨーグルト+フルーツ など
       →エネルギー代謝を高める組み合わせです!
       (炭水化物、ビタミンB群、
    たんぱく質を含む食材)

 

  • 昼食: 全粒粉パン+鶏胸肉のグリル+野菜スープなど
      →血糖値を安定させる組み合わせです!
       (食物繊維、たんぱく質含む食材)

 

  • 夕食: 押し麦ごはん+豆腐のステーキ+温野菜 など
       主菜には、赤身肉や鶏ささみ、いわし、さば、さんまなどの青魚や、鮭も◎
      →脂肪の蓄積を防ぐ組み合わせです!
       (ビタミンB群、たんぱく質、DHA、EPA含む食材)

④ 適度な運動を行う

  • 週に3〜5回、30分以上の有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)。
  • 筋力トレーニングも取り入れると効果的です。

 

⑤ 適度な水分補給を行う

  • 1日2リットル程度の水を飲むことを心がける。
  • 腎臓疾患のある方は、医師の指導のもと行ってください。

⑥ 十分な睡眠をとる

  • 個人差はありますが、1日7〜8時間の質の良い睡眠を確保する。
  • 睡眠不足は、食欲の増加や代謝の低下を引き起こし、結果的に肥満のリスクを高めると言われています。

 

⑦ ストレス管理する

  • カラオケ、運動など、自分がリラックスできる時間を作りましょう。

⑧ 食事、運動、体重の記録をとる

  • 食べたものや、運動時間(歩数など)と体重を照らし合わせることで、食生活の改善点を見つけやすくなります。

⑨ 身近な人のサポートを得る

  • 家族や友人にダイエットの目標を共有し、サポートを受ける。
  • 特に、調理や買い物を担当する方からの協力は大切です。

…いかがでしたでしょうか。まずは自分の体格を知り、健康的な生活を送りましょう!


 

 

 

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運動を始める季節!筋肉をサポートする栄養素と食事法

2025年 3月 20日 木曜日

春は新しいことを始めるのにぴったりな季節。暖かくなり、運動を始める方も多いのではないでしょうか?運動を効果的に行うためには、筋肉をしっかりサポートする栄養の摂取が重要です。今回は、筋肉を育てるために必要な栄養素についてご紹介します。

 

■筋肉をサポートする栄養素

 

1.たんぱく質

筋肉を作るために欠かせない栄養素がたんぱく質です。

運動後に筋肉がダメージを受けると、体はその修復のためにたんぱく質を必要とします。特に、体内で作ることのできない9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれる良質なたんぱく質を意識して摂取しましょう。良質なたんぱく質は、肉、卵、魚、大豆製品(豆腐、納豆など)、乳製品(ヨーグルト、チーズなど)に多く含まれます。

2.炭水化物

炭水化物は運動時のエネルギー源となる重要な栄養素です。

運動前に適量の炭水化物を摂取することで、体内で効率よく動き、筋肉の分解を防ぐことができます。また、運動後にたんぱく質と一緒に炭水化物を摂ることで、筋肉の回復を助けます。

炭水化物は、ごはん、パン、麺類、いも類、果物に多く含まれます。

3.ビタミン、ミネラル

筋肉の働きをサポートするためには、ビタミン、ミネラルも欠かせません。

特にたんぱく質の合成を助ける「ビタミンB6」、筋肉の収縮にかかわる「マグネシウム」や「カリウム」、赤血球の成分として筋肉に酸素を運ぶ「鉄分」なども意識して摂取しましょう。

ビタミンB6は、マグロ、カツオなどに多く含まれ、マグネシウムはアーモンドやカシューナッツ、ホウレンソウなどに、カリウムは野菜、果物、イモ類など幅広く含まれます。

鉄分はレバーや赤身肉、魚介類、一部の緑黄色野菜に多く含まれます。

これらの栄養素をバランスよく組み合わせて、摂取することが大切です。

 

■水分補給も忘れずに

 

運動中は汗をかくことで体内の水分やミネラルが失われます。
運動前後はもちろん。運動中もこまめに水分補給を心がけましょう。特に長時間の運動をする場合は、スポーツドリンクなどでミネラルを補うのもおすすめです。

 

運動を始めるときには、筋肉をサポートする栄養素と食事法を意識することが大切です。
たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取し、運動前後の食事タイミングを工夫することで、運動の効果を最大限に引き出すことができます。

 

 

春の新しいスタートを、健康的な食事とともに楽しんでみてください!

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

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野菜価格高騰の時代にこそおすすめ!干し野菜の魅力

2025年 2月 20日 木曜日

昨今、野菜の価格高騰が続き、家計に負担を感じている方も多いのではないでしょうか?

そんな中でおすすめしたいのが「干し野菜」です。

 

干し野菜は、保存性が高く、栄養価がアップし、価格も安定しているため、日々の食卓に取り入れるのにぴったりな食材です。今回は、干し野菜の魅力や活用方法についてご紹介します。

 

 

◆干し野菜とは

 

干し野菜とは、野菜を天日干しや室内で乾燥させたものです。

水分を抜くことで保存性が高まり、旨味や栄養価が凝縮されるのが特徴です。冷蔵庫で余りがちな野菜を無駄なく活用できる点も魅力の一つです。自宅で作ることもできますが、スーパーやネット通販でも手軽に購入することができます。

◆代表的な干し野菜とその特徴

・切干大根

切干大根は、大根を細切りにして乾燥させた食品で、生の大根に比べて重量当たりのカリウムやカルシウムなどのミネラル、ビタミンB群、食物繊維といった栄養素の含有量が増加します。特にカリウムやビタミンB群は水に溶けやすいため、切干大根の戻し汁は捨てずに、みそ汁などに活用することで栄養を無駄なく摂取できます。

 

・干ししいたけ

干ししいたけにはビタミンDが豊富に含まれています。さらに食物繊維が多く、生のしいたけに比べて歯ごたえがあり、食べ応えも抜群です。

また、干ししいたけには旨味成分のグアニル酸が多く含まれ、戻し汁を煮物や汁物に活用することで、料理の味が格段にアップします。

 

・ドライトマト

ドライトマトは生のトマトに比べて、カリウムをはじめとするミネラル、βカロテン、ビタミンB群の重量当たりの含有量が増加します。また、トマトに含まれる旨味成分のグルタミン酸が乾燥によって凝縮され、さらに旨味を強く感じられるのが特徴です。市販のドライトマトは塩分が多く含まれている場合があるので、水で戻して使用する方法や、刻んで料理の味付けとして活用する方法がおすすめです。

 

<干し野菜を使った簡単レシピ>


 

~材料3つで作れる!切干大根のはりはり漬~

【材料】(2人分)

  • 切り干し大根(乾燥):20g
  • お酢:小さじ2
  • しょうゆ:小さじ1

 

【作り方】

① 切り干し大根をぬるま湯に20分間漬けて戻します。

② 戻した切干大根の水気を切り、沸騰したお湯で1分間茹でます。

③ 茹でた切り干し大根を流水で冷まし、 水気をしっかり切ります。

④ お酢としょうゆをボウルに混ぜ合わせ、③を漬け込みます。味がなじんだら完成です。

 

【ポイント】

お好みで一味唐辛子や刻んだ大葉をプラスするのもおすすめです。
また、だし昆布を一緒に漬け込むと旨味が増し、さらに美味しく仕上がります!


 

スーパーで手に入る干し野菜を活用すれば、簡単に料理の幅が広がります。

ぜひ、干し野菜を日常の食卓に取り入れて、健康的で美味しい食生活を楽しんでみてください!

 

 

 

 

 

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