軟水と硬水

2021年 5月 27日 木曜日

汗ばむ季節がやってきました!

水分補給が必要な時期です!!

色々な種類のお水がありますが

お気に入りの銘柄はありますか?

今回は軟水と硬水の特徴や、摂り方のヒントをお伝えします

①《軟水・硬水って何が違うの?》

水分中に含まれるカルシウムマグネシウムの量によって、軟水と硬水に分けられます。

②《軟水・硬水を決める「硬度」って?》

水1Lあたりのカルシウム、マグネシウムの含有量を表す指標のことです。

  軟水はカルシウム・マグネシウムが少なく、硬水は多く含まれます。

③《硬度の基準は?》   (単位は全て mg/L です) 

WHOの分類基準

  【軟水】  【中等度の硬水】  【硬水】 【非常な硬水】
  ~60未満   60~120  120~180   180超

 

日本での硬度の定義

  【軟水】   【硬水】
  0~100   100以上

 

日本の水道水の硬度は?

おいしさの面から硬度10~100が目標値になっているそうです。
… つまり、【軟水】です。


④《軟水・硬水の特徴と、ミネラルウォーターの紹介(一部)》
軟水の特徴

★口当たりが軽く、クセがないので飲みやすいです。

★素材の味を生かす和食の調理に合います。

~ミネラルウォーターの紹介(一部)~

日本のミネラルウォーター全般

・クリスタルガイザー

・ボルヴィック

・フィジーウォーター  …など

硬水の特徴

★口当たりが重く、苦みを感じる人もいるので、好みが分かれます。

お腹がゆるくなる人もいます。

洋風煮込みなどの調理に合います。

~ミネラルウォーターの紹介(一部)~

・ヴィッテル

・コントレックス

・エビアン(中硬水)

・ゲロルシュタイナー(炭酸入り)   …など

⑤《摂り方のヒント》

こんな時は【軟水】がおすすめ!

就寝前…
寝る前に栄養成分を摂取してしまうと臓器を刺激してしまう可能性があります。

ベーシックな軟水が好ましいです。

日中の水分補給… 
水分補給が目的なら、飲みやすさを重視して軟水~中硬水がおすすめです。

熱中症対策としても、硬水だと水の吸収を妨げる場合があります。

 

こんな時は【硬水】がおすすめ!

乳製品が苦手

カルシウムが不足しがちなので、牛乳の代わりに硬水を飲んでみるのもお勧めです。

便秘の予防・解消したい

マグネシウムは「天然の下剤」とも言われます。

便通が良くなり、お腹がスッキリすることからダイエット効果も期待できます。

疲れを感じる

カルシウムは筋肉の緊張を抑えてくれます。

神経の安定にも効果的です。

~おわりに

硬水と軟水はそれぞれにメリットがあり、

一概にどちらが良いということはないようです。

購入時に硬度をチェックして、その時の気分や目的に合わせて

使い分けるのもいいですね!