冬の楽しみ

2012年 1月 20日 金曜日

こんにちは、ピーチです。

寒くなってきましたが、皆様、体調管理はいかがでしょうか?

冬になると食べ物が美味しくなりますよね、特に魚介類!

毎年、冬になると色々な料理で楽しみたくなるのが牡蠣!

牡蠣というと、どんな料理を思い浮かべますか?

カキの土手鍋、ガーリックソテー、etc‥

私が毎年作るのはカキフライ(自家製タルタルにレモンをしぼってサッパリと)、

カキのチャウダー(クラムチャウダーも好きです)、

カキと卵のチリソース、

中でもシーズン中、数回作るお気に入りはカキご飯、炊き上がった時に広がる香り!カキの出しで炊き上がるご飯の風味は絶品!

そして、カキのオイル漬け(オイスターソースを使います)、これは白ワインに、とても合うんです。

残ったオイルは、そのままドレッシングや、パスタソースに使えます。

今年はカキとほうれん草のグラタンを作ってみたいな、と思っています。

日本にはおよそ25種類のカキが獲れますが、主なものは、広島の養殖カキで有名な「真牡蠣」です。真牡蠣の旬は冬ですが、岩牡蠣は夏です。真牡蠣は、夏場は産卵期にあたるため、身が痩せて美味しくない上に、菌の繁殖が活発になるため、食中毒の危険が増します。

英語圏では“Jun”(6月)や“August”(8月)など、“r”の付かない月(5~8月)には食べてはいけないと言われています。大体11月頃から美味しくなり始め、最も味が良くなるのは産卵の準備にはいる3~4月頃と言われています。身がたっぷりと栄養を蓄えて太っています。

冬に流行る食中毒にノロウィルスがあります。これは牡蠣などの貝類による食中毒ですが主な原因はSRSV(小型球形ウィルス)によるもので、体調が悪い時や疲れている時などにたくさん食べると起こりやすくなります。このウイルスは加熱することで死滅しますが、非常に感染力が強く、一旦感染してしまうと、そのヒトからの飛沫感染や手からの接触感染で瞬く間に広がってしまい、注意が必要です。

世界中にはさまざまな種類の牡蠣があり、各地で養殖も盛んに行われています。

パリに訪れた時、大きなお皿に山盛り生牡蠣が盛り付けられているのを見て、迷わず、それを注文し白ワインと合わせ、たくさん食べたことを忘れられません。

中国などではオイスターソース用としても養殖されています。

カキは『海のミルク』と呼ばれ、完全栄養食品と言われています。

肝臓の機能を高め疲労回復を助け、筋肉や脳の働きを活発にします。

鉄や銅などのミネラルを多く含み、貧血予防の働きもあります。

又、牡蠣は亜鉛を多く含んでいるのが特徴で、味覚障害の予防に必須の成分です。そのほかにも、多くの酵素やインスリンの構成成分となっており、大事なミネラルと言われています。

そして、タウリンを非常に多く含んでいることも特徴です。乳酸の増加を防ぎ、スタミナ増強、疲労回復に。また、胆汁酸の分泌を促し、コレステロールの上昇を抑える働きや、眼の疲れや、視力の衰えを助ける働きもあります。

まだ寒い日々が続きますが、美味しいものを食べて栄養をとり、この冬を元気に乗り切りましょう!

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