お盆の料理 ~新潟県~

2015年 8月 6日 木曜日

まだ暑い日々が続きますが、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
この時期にはお盆の準備で忙しくなるご家庭も多いことかと思います。

今月は、お盆についてご紹介します!
-お盆の由来とは??-
一説では、インドで行われていた仏教の行事が由来となっています。
正式名称は「盂蘭盆(うらぼん)」で、略して「お盆」と呼ばれています。

お盆とは、祖先の冥福を祈る行事です。
盆の入りに迎え火を焚いて、祖先の霊をお迎えします。
そして精霊棚を作り精霊馬や供物を供えて、僧侶にお経をあげていただきます。
精霊馬とは、お盆の時期に飾るキュウリの馬とナスの牛です。
馬で速く戻ってきてもらい、牛に荷物(供物)を積み、ゆっくりとあの世へ戻ってもらうとされています。
そして、お盆の最終日には送り火を焚いて、祖先の霊をあの世へ送り出します。

この時期は親戚の集まりなどで、様々な郷土料理が登場するかと思います。
我が家では祖母が新潟出身のため、「のっぺい汁」がよく出てきました。
今回はこの「のっぺい汁」の作り方を紹介します。

●材料(2人分)
さといも  1個(50g)
にんじん  20g
ごぼう   20g
こんにゃく 20g
干ししいたけ 1枚
きぬさや 3枚

水 300cc
顆粒だし 2g
醤油 小さじ2
酒  小さじ1
みりん 大さじ1
塩 適量

片栗粉 1g

●作り方
①さといも、にんじん、ごぼうは皮をむいて、乱切りにします。
②ごぼうは酢水に浸してアクを取り、さといもは塩でもんでぬめりを取ります。
③こんにゃくは短冊切りにします。
④干ししいたけはぬるま湯で戻して薄切りにします。※戻し汁は捨てずにとっておきます。
⑤きぬさやは熱湯でさっと茹でて斜めに切ります。

⑥鍋にだし汁、干ししいたけの戻し汁(50cc)と調味料を入れて火にかけます。
⑦きぬさや以外の材料を入れます。
⑧アクを取りつつ、柔らかくなるまで煮ます。
⑨最後に水で溶いた片栗粉を少しずつ入れて、とろみを調整しながらツヤが出るまで火にかけます。

⑩器に盛り付けて、きぬさやを散らして完成です!

材料や汁も地域によって様々で、貝柱でだしをとるレシピもあるようです。
野菜がたくさん採れるのっぺい汁、是非お試しください!

メディカルコミュニケーター
メディカルコミュニケーター

公式Facebook

検索

カレンダー

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の投稿

カテゴリー