美味しい煎茶の入れ方

2023年 5月 26日 金曜日

5月は新茶の季節です。

ジメジメ暑い日に、美味しい煎茶を飲んですっきりしませんか?

今回は一般的な煎茶の入れ方から、

好み別の美味しい入れ方をご紹介します!

 

<煎茶の入れ方>

①人数分の湯吞みに、8分目までお湯を入れて、湯呑みを温めます。

②急須に茶葉を入れます。

茶葉の量は、1人分あたりティースプーン1杯分(約2g)です。

③湯呑みが温まり、お湯の温度が70℃位(湯吞みを手で持てるくらいが目安)になったら、湯呑みのお湯を急須に注ぎ入れます。

④上煎茶の場合、急須の蓋をして約30〜40秒待ちます。

お茶の蒸し度によって異なりますが、普通蒸しの煎茶の場合は2分くらいかかります。

⑤お茶の濃さと量が等しくなるように、少しずつ湯呑みに廻し注ぎをします。

3人分入れる場合は、1→2→3、3→2→1と注ぎ、2~3往復で最後の一滴まで注ぎ入れます。

 

2煎目を入れる場合は、急須のお茶が蒸れないように、蓋を少しずらしておきます。

2煎目は1煎目より少し熱めのお湯(ポット→湯冷まし→急須)を使い、早めに(15秒位)に廻し注ぎをして注ぎ分けます。

3煎目はポットから直接急須にお湯を入れ、直ぐに廻し注ぎをしながら湯呑みに注ぎます。

(東京都茶協同組合ホームページ 参考)

 

 

お茶を入れる温度や時間によって、お茶に抽出される成分や味わいが変わることをご存知ですか?

自分好みにもっとおいしく煎茶を入れてみましょう♪

 

●カテキンたっぷりのお茶を飲みたい!

カテキンはお茶に含まれるポリフェノールの一種で、お茶に特有の苦味・渋みのもととなる物質です。

抗菌・殺菌、抗ウイルス、コレステロール値低下、体脂肪低下、活性酸素除去など、様々な効果・作用があるといわれています。

カテキンは高い温度で抽出されやすいので、より高い温度のお湯を用いるとカテキンをたくさん含んだお茶を入れることができます。

 

●苦味は少なく、旨味や甘みのあるお茶が飲みたい!

お茶のうまみや甘みの成分であるテアニンやほかのアミノ酸などは、比較的低めの温度で抽出されます。

玉露のようなうまみ・甘みの多いお茶や、苦味が少ないお茶を飲みたいときは、温度の低い50~60℃くらいのお湯で入れましょう。

抽出時間は煎茶よりも少し長めの150秒程度がおすすめです。

 

●冷たいお茶が飲みたい!

・渋みのあるお茶が好きな方

急須に少し多め茶葉を入れ、ポットのお湯を直接急須に注ぎます。

お茶が浸出するのを待ち、氷を入れたグラスにお茶を注ぎます。

・苦味の少ないお茶が好きな方

茶葉15gを水出し茶用ポットに入れます。

お水1Lを加えて、ふたをして、数回攪拌します。

お茶が浸出するまで約3~6時間冷蔵庫に入れて出来上がりです。

 

 

お茶の入れ方を少し変えるだけで、さらにお好みの味わいに近づきます。

ぜひお試しください!

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