秋の味覚を楽しみましょう🍁

2024年 9月 20日 金曜日

残暑が長引き、暑さが続いていますね💦 皆さまいかがお過ごしでしょうか。

日本各地ではフルーツ狩りや収穫体験など味覚狩りが開催されています。
実りの秋”、“味覚の秋”と言われ、秋に旬を迎える食材はたくさんありますね。
味覚狩りは、自分の手で収穫し、採れたてを味わうことができる楽しみがあります。

今回は、個人的におすすめの味覚狩りをお伝えしたいと思います!

■落花生の収穫体験

関東地方では千葉県を中心に、9月下旬~10月上旬頃に収穫体験ができます。
落花生は花が咲いた後に子房柄しぼうへいという茎のようなものが伸びて地中に入っていきます。
地中で子房柄の先端が膨らんだものが落花生の実になります。地上の葉が緑から黄色に変わると収穫のサインです。


スコップやくわで落花生の下部の周囲を堀り、根元が出てきたらゆっくりと根から堀り上げて収穫します。

通常店頭販売されている落花生は、長期保存がきくように、収穫後に乾燥し、実を炒っているものが多いですが、収穫したての鮮度の良い落花生は、茹で落花生としても楽しめます。

土をよく洗い流し、3~4%の塩水で殻つきのまま30分程茹でることで、ホクホクとした食感に仕上がり、おつまみとしてもおすすめです!

 

 

■イチジク狩り

収穫時期は品種によって異なり、6~7月に収穫される「夏果」と、8~11月に収穫される「秋果」に分けられます。イチジク狩りは、8月上旬~10月下旬頃まで楽しむことができるようです。

イチジクは花が咲かないように見えることから、漢字で「無花果」と書きます。

実際には果実の中に小さな花が咲いており、種のように見える粒ひとつひとつがイチジクの花です。果実の先端が少し裂けて、皮の色が濃い赤紫色になると食べ頃です。香りが良く、皮に張りがあるものを選びましょう。

 

日持ちしないため、もぎたてをその場で早めに味わうのがおすすめですが、長期保存する場合はコンポートやジャムにしても良いでしょう。

 イチジクには食物繊維、カリウムが多く、ミネラル類がバランスよく含まれています。また、「フィシン」というタンパク質分解酵素も含み、タンパク質を分解して消化を助ける働きがあります。

■しいたけ狩り

しいたけ狩りが楽しめる場所は全国各地にあり、1年を通して収穫されますが、旬は春(3~5月頃)と、秋(9~11月頃)の年2回と言われます。秋に収穫されるしいたけは「秋子」と呼ばれ、実に張りがあり、香りが強いのが特徴です。

しいたけの栽培方法は、菌床栽培と原木栽培の2種類あるのはご存知でしょうか。

スーパーに出回っているしいたけのほとんどは、菌床栽培という方法で栽培され、天候に左右されず年中収穫することができます。菌床栽培は、おがくずや栄養剤と水を合わせて固めたブロックに、しいたけの菌を植え付けて栽培する方法で、3~4か月程で収穫できます。

 

 

一方、原木栽培は、クヌギやコナラなどの原木にしいたけの菌を植え付けて栽培する方法で、収穫までに約2年かかります。

 

スーパーであまり出回らない、とれたての原木栽培のしいたけを収穫して、味わうことができる農園もあるようです!

 

 

 

ぜひ、秋ならではの旬の食材を、味覚狩りで味わってみてください!

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