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『重陽(ちょうよう)の節句』

2017年 9月 5日 火曜日

9月になり数日ではありますが、秋の気配を感じるようになりました。
東京では記録的な長雨となり涼しい日が多い8月でした。
そのせいなのか・・・例年より秋の訪れが早いように感じます。

さて、今回のお題は『五節句』です。

節句
『節』は中国の暦法で決められた『季節の変わり目』です。
そして暦の中の奇数が重なる日を『五節句』としています。
もともとは中国の暦法によるものですが、
日本でも、この季節の節目にお供え物をして邪気を祓い、
子孫繁栄や無病息災または豊作などを願う行事となりました。
基本的には神祭を執り行う日とされています。

「豊作 無料イラ...」の画像検索結果

1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)、 9月9日(重陽)が

『五節句』です。

今週の土曜日は、9月9日なので『重陽(ちょうよう)の節句』を取り上げます。

重陽(ちょうよう)の節句』
『菊の節句』『栗の節句』ともいいます。
菊の花は、中国で不老長寿の薬草とされているそうです。
中国では、菊の花をお酒に浮かべた『菊酒』を飲んで邪気を祓いました。
9月9日は旧暦だと10月になります。
10月なので、菊の花も咲き乱れている時期だったのですね。
秋といえば『実りの秋』!
そのため、秋の収穫祭の意味合いもあったようです。

『重陽(ちょうよう)の節句』の行事食
・食用菊「菊酒 無料イラ...」の画像検索結果
花びらをお酒に浮かべて飲みます。
ただし、成人だけのお楽しみになってしまいますので
菊のお吸い物やお浸しはいかがでしょうか?
ほうれん草のお浸しに黄色の食用菊を入れるときれいですね。

・栗
秋の実りの代表の食材です。
栗ご飯が『重陽(ちょうよう)の節句』の行事食として紹介されていることも多いです。

「栗 無料イラス...」の画像検索結果

あくまでも旧暦での行事のため、今週に菊や栗の調達は厳しそうです。
菊の花びらを乾燥した『菊のり』なら、手に入るかも?
行事食として、紹介をしましたが
秋の実りを楽しむために、栗や菊の花を見かけたら
お食事に取り入れてくださるとうれしいです。

熱中症

2017年 7月 26日 水曜日

週、関東では梅雨明けを迎えました。
梅雨が明けると、暑さも一気に増す気がしますね。
この時期に注意が必要なのが熱中症です。
熱中症の発症時期は、
7月中旬~8月上旬にピークを迎えます。

今年5月~7月中旬に全国で熱中症により
救急搬送されたのは19,914人です。
昨年同時期の16,509人を大幅に上回っています。

熱中症というと、炎天下で起こるとイメージをする方も多いと思いますが、
いちばん多い発生場所は家の中なんです。
救急搬送された方の1/3以上が家の中で熱中症になっています。

そして全体の半数が高齢者です。
高齢者は年齢とともに体内水分量や体温の調節機能、
熱に対する感受性が低下するため、熱中症にもなりやすくなります。
近年、炎天下での熱中症は減少傾向ですが、
高齢者の日常生活における熱中症は増加傾向にあります。

熱中症は、体内での熱の産出と熱の放散バランスが崩れて、
体温が著しく上昇した状態です。
脱水状態を伴っていることがほとんどです。
暑い中にいる時、もしくは、いた後の体調不良は、熱中症の可能性があります。

熱中症は重症度によってⅠ度~Ⅲ度に分かれています。

Ⅰ度:めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、こむら返り
Ⅱ度:頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下
Ⅲ度:意識障害、痙攣発作、肝・腎機能障害、高体温

それでは、熱中症にならないためには、どうすればいいでしょうか?
暑さ対策としては、
  ■エアコンや扇風機を活用する。
  ■炎天下での外出時は、帽子や日傘を利用する。
  ■保冷剤や冷たいタオルで体を冷やす。
などがあります。

そして、何より大切なことは水分、塩分補給です。
水だけを補給すると、体液が薄まります。
体液の濃度を保つために利尿が起こり、脱水が進行します。
また、水だけを多量に補給すると血中のナトリウム濃度が低くなり水中毒となります。
水中毒では、死に至ることもあります。
熱中症対策には、水だけでなくて塩分も必要です。

水分補給には、食塩濃度が0.1~0.2%程度のスポーツドリンクや経口補水液がお勧めです。
熱中症になりやすい状況の場合には、20~30分ごとにカップ1~2杯を目安に摂取しましょう。

暑いと食欲も無くなりますが、食事量が少なくなると、食事からの塩分摂取量が減ってしまいます。
熱中症対策には、しっかり食事を摂ることも大切です。

暑さ対策と十分な水分、塩分補給で熱中症を防ぎましょう。

『~期限』って?

2017年 6月 26日 月曜日

紫陽花の花が鮮やかな季節となりました。

「無料イラスト紫...」の画像検索結果
雨が少ない梅雨だと言われていますが、
湿度が高くてじめじめとした鬱陶しさに
変わりはないですね・・・。「無料イラスト ...」の画像検索結果

梅雨の時期は湿度が高いため、食品にも気を使いませんか?
賞味期限消費期限が切れてる!と冷蔵庫の中の食品を見て、
驚愕することがよくあります。
(我が家では・・・、季節に関係なくなんですけどね・・・)

今回は、賞味期限消費期限使用期限のお話しです。
共通する言葉は『期限』ですが、どのような違いがあるのでしょう?

●賞味期限
日持ちのする食品に設定されている期限です。
容器や袋、キャップを開封せずに指定された保存方法を守った場合に
『品質が変わらず、おいしく食べることができる期限』です。
缶詰やスナック菓子、ペットボトルの飲料などに記載がされています。

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●消費期限「無料イラスト弁...」の画像検索結果
いたみやすい食品に設定されている期間です。
容器や袋を開封せず、指定された保存方法を守った場合に
『安全に食べられる期限』です。
お弁当や生ものや生菓子などに記載があります。

○使用期限
食品には使用されません。
薬剤や化粧品などに設定されている期間です。
一定範囲の温度で保管し、未開封の場合で使用できる期間です。
3年程度が一般的です。

「無料イラスト薬」の画像検索結果 「無料イラスト化...」の画像検索結果

賞味期限消費期限使用期限はなじみのある言葉ですね。
よく・・・
『賞味期限は切れているけど、消費期限はいつ?』
『賞味期限や消費期限は切れているけど、使用期限はいつ?』
耳にします。
それぞれの期限の意味を理解すると、違和感を感じますよね?

我が家の冷蔵庫内の食品の賞味期限や消費期限で驚愕したところから
話しを膨らませてみました。

食中毒

2017年 5月 24日 水曜日

一気に暑くなり、5月とは思えないような気温が続いています。                         このまま夏本番といきたいところですが、その前にジメジメした梅雨の季節がやってきます・・。    高温多湿の時期は、細菌の繁殖に適しているため、食べ物の衛生管理にも注意が必要です。

そこで、今回は食中毒についてお話したいと思います。  

腸炎ビブリオ

お刺身など生の魚介類によって起こります。                                 生の魚介類を調理した後に調理器具や手に菌が付いていると                二次汚染を起こすこともあります。                                         また、他の菌に比べて2倍以上の早さで増殖します。

≪潜伏期間≫ 8~24時間。                                           短いと、2~3時間で発症する場合もあります。

≪主な症状≫ 激しい腹痛、水様性の下痢、発熱、嘔吐が見られます。

≪対策≫ 60℃、10分の加熱でほとんどの菌は死滅します。                         塩分が存在する環境を好むため、魚介類は新鮮なものでも調理前に流水でしっかり洗って             菌を洗い流すのが有効です。                                            菌の増殖を抑えるために短時間でも冷蔵庫で保管することも大切です。                    魚介類専用のまな板を使用し、洗剤でよく洗い熱湯やキッチン用の漂白剤で消毒して                 二次感染を防ぎましょう

ウエルシュ菌

カレーやシチュー、煮物など食肉類、魚介類、野菜が              含まれた加熱食品によって起こります。                      室温での一晩放置加熱後の長時間(2時間以上)放置、              不十分な再加熱が原因となります。

酸素がない所を好んで増殖します。                                        ところで、一般的な菌は熱に弱いので加熱が有効ですが、                          残念ながらウエルシュ菌は熱に強い特性です。                                             どのようにして加熱に耐えるかというと・・                          居心地が悪い環境になると、菌は自身を殻で覆い、                              「芽胞」と呼ばれる形に変化して生き残るんです。                     なんと100℃、1時間の加熱でも死滅しません。                           加熱に耐えて生き残った菌は、食品の温度が45℃程度まで下がると                      芽胞から元の菌体に戻って再び増殖します。                                              そして、菌が付着した食品を食べると腸内で『エンテロトキシン』という                    毒素が生産されて下痢などの症状を引き起こします。

煮込み料理は一晩寝かせたほうが美味しいと言われますが、                            実は食中毒になる可能性が高いのです。

≪潜伏期間≫ 6~18時間(平均10時間)

≪主な症状≫ 主な症状は下痢、腹痛。嘔吐や発熱はないことが多いです。

≪対策≫   なるべく調理後はすぐに食べるようにしましょう。                      常温での放置は、避けるのが先決です。                                      冷却は、粗熱をとり速やかに冷やすようにしましょう。(10℃以下が理想です)
一度、芽胞を作ってしまうと加熱しても死滅しません。                             よくかき混ぜて鍋底にも空気を入れて加熱しましょう。                            再加熱の時もよくかき混ぜて十分に沸騰させましょう。                             保存は、小分けにすると早く冷やせて空気に触れる表面積が広くなるため、              増殖を防ぐことができます。

腸管出血性大腸菌

生や加熱不足の肉、生野菜などによって起こります。                            実は、大腸菌のほとんどは無害ですが、中には激しい下痢を起こす         病原性大腸菌と呼ばれるものがあります。

その中で、腸管でベロ毒素という出血性下痢を起こす                      毒素を作るものが「腸管出血性大腸菌」です。                                                  一度は聞いたことがある人も多いO-157が代表的です。                                他の菌に比べて感染力や毒性が非常に強いことが特徴です。                          重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こし、腎臓や脳に大きな障害が出ることもあります。

≪潜伏期間≫ 2~8日と長いです。

≪主な症状≫ 初めは、風邪のような症状ですが、その後、強い腹痛や下痢、血便が起こります。        熱が出ることは少ないです。

≪対策≫ 熱に弱く75℃、1分以上の加熱で菌は死滅します。                               ハンバーグなどは、中までしっかり火を通しましょう。                             調理の時は、食肉類が他の食品に触れないよう調理器具や保存容器を分けることも有効です。

以上、3種類の菌についてお伝えしました。

食中毒は、実際に家庭でも発生しています。

食中毒予防の3原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」です。

3つの方法で実践できます。                                                 ・付けない手洗いや調理器具の洗浄を十分に行う                                 ・増やさない低温(10℃以下)で保存する                                     ・やっつける加熱する(75℃、1分以上)

それから、見落としがちなのがふきんスポンジです。                           菌が増殖しやすいので使用したらすぐに洗剤と流水で洗ってよく乾燥させましょう。                      台所用漂白剤に一晩漬け込むとさらに効果的です。                                   これからの時期、食中毒にならないよう家庭での調理にも気を付けて過ごしていきたいですね。

 

 

 

 

2017年 4月 26日 水曜日

まだ4月だというのに、
先日、東京では4日連続の夏日となりました。

暑くなるとビールを飲みたくなりますよね。
気温が上がれば上がるほど、
ビールの売り上げは伸びるようです。
今年の夏も全国的に厳しい暑さになるという
予報が出ています。
私のビール消費量も増えそうな予感がしています・・・

さて、今回はアルコールと水の関係です。

お酒を飲むと、トイレが近くなりませんか?
これはアルコールの利尿作用によるものです。
アルコールは抗利尿ホルモン(ADH、バソプレッシン)の分泌を抑制します。

抗利尿ホルモンとは、脳下垂体後葉から分泌されるホルモンです。
名前のとおり、利尿を妨げます。
抗利尿ホルモンが分泌されると、腎臓での水の再吸収を促進することで、
体内に水分を溜め込みます。
飲酒によりこのホルモンが分泌されなくなると、トイレが近くなります。

次にアルコールの排泄です。
アルコールはアセトアルデヒドを経て、酢酸に代謝されます。
ただし、摂取したアルコール全てが
酢酸に代謝される訳ではありません。

飲酒者の尿中アルコール、アセトアルデヒド濃度は、
健常者よりも高いというデータがあり、
一部はアルコール、もしくは、アルデヒドのまま
尿中へ排泄されていることがわかります。

お酒を飲むとトイレが近くなりますが、
その方が、尿としてアルコールを排泄できるんです。
しかし、水分を十分に補給しなければ脱水が進行します。

それでは、脱水になっている場合にはどうなるのでしょうか?
身体の水分が不足すると、腎臓で水分の再吸収が行われ、尿量が少なくなります。
そうすると、尿中に排泄されるアルコールの量も少なくなります。
つまり、水分を十分に摂取した方が、アルコールやアルデヒドの排泄も促進できるんです。

.
.  脱水予防のためにも、
.  アルコールの排泄を促進するためにも、
.  お酒を飲む時には、水も一緒に飲むことが大切!
.  目安はお酒と同じ量の水分です!

旨み

2017年 3月 27日 月曜日

クリックすると新しいウィンドウで開きますクリックすると新しいウィンドウで開きます

桜の咲く季節となりました。
この春、進学される方や新社会人になる方は、 希望に胸を膨らませていると思います。
キラキラを輝いている様子は見ている私たちも、 心が洗われるような
清清しい気持ち
になりますね。

さて、今回はどんな話題にしようかと迷いましたが・・・、『旨み成分のお話し』をしようと思います。

人には『五感』と呼ばれる感覚機能があります。
クリックすると新しいウィンドウで開きます
「視覚聴覚」触覚嗅覚」味覚です。『味』に関する認識は「味覚」が担っています。

●味覚って?
基本として5つの味があげられます。『甘味』『塩味』『酸味』『苦味』旨み』です。
この5つのうち、4つは簡単に説明ができる味ですね。
『甘味』→甘い
『塩味』→しょっぱい
『酸味』→すっぱい
『苦味』→苦い

それでは『旨み』は ? → 旨い・・?なんだか他の4つとは違いますね。

●旨み成分って?
代表的な旨み成分として、『グルタミン酸』 『イノシン酸』 『グアニル酸 があります。

 【グルタミン酸:アミノ酸系】
たんぱく質を構成するアミノ酸の中のひとつ。
昆布やチーズ、トマトに多く含まれています。
昆布で出汁をとる時は、表面の白い粉はふき取らないこと。「無料イラスト ...」の画像検索結果
白い粉は旨みの成分だからです。
昆布に切り込みを入れるのも忘れないでくださいね。
60℃くらいの温度で出汁をとるのが良いようです。
温度管理が難しいので、放っておくだけの簡単な方法を紹介します。
なべに水を入れて沸騰寸前で火を止めます。
そこに切れ込みを入れた昆布を沈ませ、蓋をしてしばらく置きます!
そして、出来上がり!

【イノシン酸核酸系「無料イラスト ...」の画像検索結果
魚や肉に多く含まれています。
かつおぶしイノシン酸を多く含む代表的な食品です。
サバにも多く含まれている旨み成分です。
かつおぶしで出汁をとるときは煮立たせないことが大切です。

 

「無料イラスト ...」の画像検索結果グアニル酸:核酸系
干し椎茸など、乾燥キノコに多く含まれます。
干し椎茸を戻すときは5℃程度の水温が良いとされています。
また、長時間戻したから良い訳ではありません。
5時間くらいが戻し時間の目安となります。

 

【その他の旨み成分】
「無料イラスト ...」の画像検索結果コハク酸:貝類
アスパラギン酸:かつおぶし等

 

 

●相乗効果って?「無料イラスト ...」の画像検索結果
旨み成分は単体よりも、組み合わせることで数段美味しくなります。
アミノ酸系のグルタミン酸核酸系イノシン酸グアニル酸
組み合わせると飛躍的に旨みが強くなります。
昆布  かつおぶし
昆布 + 干し椎茸
この組み合わせですね!
足し算で表しましたが、実際は掛け算くらいの効果となるんです。
グルタミン酸イノシン酸同じ濃さで合わせると一番旨みが引き出せると言われています。

●減塩効果
旨みが強ければ、塩分が少なくても美味しくいただけます。
そのため、実際に使用する調味料の量が少なくてすみ減塩効果が得られます。

●食欲を抑える効果
旨み成分は満腹感を感じやすく、食欲を抑えると言われています。

出汁をとるのは面倒!と感じる方は
市販の出汁パックを使うと簡単で美味しい出汁が作れます。
様々な種類があるので試して、これ!っていうものを探すのも楽しいと思います!

クリックすると新しいウィンドウで開きます

我が家は、最近『これだ!』という出汁パックを見つけました!
そんなこともあり・・・、今回は旨みを題材にお話してみました。

「無料イラスト ...」の画像検索結果

 

花粉症

2017年 3月 10日 金曜日

三寒四温を実感する季節となりました。                                       気温の変化が大きいですが、皆さま体調は崩されていませんか?
暦のうえではすでに春!最近は、春らしい日も多くなりましたね。

さて、この時期、頭を悩ますのは花粉症です。
今回は花粉症のお話です。

◆花粉症を起こす植物

花粉症は、スギ花粉がよく知られています。                                     国内には、約60種類の植物が、花粉症を引き起こす言われています。                      花粉は、風によって運ばれます。                                         そして、地域によって種類や飛ぶ時期も様々です。

冬から春にかけてはスギやヒノキの花粉が飛散します。
関東地方では、スギは1月~6月と9月~12月、ヒノキは2月~6月が飛散時期です。
飛散のピークは、スギ:2月~4月、ヒノキ:3月~5月と言われています。
スギやヒノキは、大量の花粉が広範囲に飛び散ります。                              そのため、スギやヒノキが原因で花粉症になる方が多いようです。

花粉症は、花粉に含まれるたんぱく質が原因で起こります。
スギとヒノキの花粉には、たんぱく質の構造に多くの共通点があります。
そのため、スギ花粉に反応する人はヒノキ花粉にも反応することが多いんです

スギ              ヒノキ

夏から秋にかけてはイネやブタクサの花粉が飛散します。
関東地方では、イネは2月~12月、ブタクサは8月~12月が飛散時期です。
イネやブタクサは、丈が低いため花粉が遠くまで飛ぶことはありません。                   しかし、身近な所にたくさん生えているので、注意が必要です。

イネ               ブタクサ

 

 

 

 

以上、季節ごとの代表的な花粉と飛散時期を挙げてみましたが、                                    ほぼ1年中何かしらの花粉が飛散していることになります

 

◆花粉症のしくみ

私達の体には、異物が入るとそれを排除しようとする働きがあります。                    花粉が体内へ入ると、排除しようとして対抗する物質が作られます。
この物質は、許容範囲を超えると過剰反応を起こして鼻水や鼻づまり、                    目のかゆみ等のアレルギー症状を起こします。

◆簡単にできる対策 

花粉症の代表的な症状は目の痒みや充血、鼻水があります。                         これらの症状は、粘膜の炎症により起こります。

粘膜というと私たち管理栄養士がすぐ頭に浮かぶ栄養素があります。
ビオチンです。
ビオチンは、水に溶ける性質を持つ水溶性ビタミンです。                           ビタミンB1、B2などと同じビタミンB群に属しています。
ビオチンは、皮膚や粘膜を保護する働きがあることが知られています。
粘膜に炎症が起きているなら・・・ビオチンを摂取することが大切です!

では、ビオチンはどのような食品に多く含まれるのしょうか?

卵黄に多く含まれます。
さて、卵黄ですが・・・卵黄だけで食べることって少ないですよね?                        実は・・・卵白に含まれるアビジンはビオチンと結合し、                        腸からの吸収を阻害します。
これは、卵白が生の時に起こります。                                       少しでも加熱されたアビジンは、ビオチンと結合しなくなるため、                       吸収の阻害は起こりません。                                                       卵は、加熱調理をお勧めします

ビオチンは、鶏レバー豚レバー落花生アーモンドにも多く含まれます。
手軽に食べるのには、落花生やアーモンドがいいかもしれませんね。

粘膜を刺激するため、摂り過ぎに注意が必要なものもあります。
香辛料アルコールタバコなどです。
香辛料やアルコールそのものが花粉症を引き起こすものではありません。
しかし、粘膜を刺激して症状を悪化させる恐れがあります。                         摂り過ぎに注意しましょう

タバコの煙も鼻の粘膜を刺激します。                                      喫煙も症状を悪化させるんですね。                                        花粉症の時期は、本数を減らすのもいいかもしれませんね。

花粉症は、医療機関を受診して適切な治療を受けることが大切です。
その他にも、花粉が目や鼻から侵入することを防ぐ対策が必要です。                     花粉の侵入を防ぐために、マスクやメガネの着用が有効です。
一番外側に着る衣類は、表面がすべすべした素材を選ぶ付着する花粉を減らせます。               外から戻る際は、玄関に入る前に花粉を払い落とすようにしましょう

まだまだ花粉症の時期は続きます。                                        花粉症でお悩みの方は、辛い症状で大変ですよね。
今回お話したことが、少しでもお役にたてれば嬉しいです。

1日3食規則正しく!

2017年 1月 5日 木曜日

明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様はどのようなお正月を過ごされましたか。
私は家で駅伝やお正月番組を見ながら、
1日中だらだらと食べ続け、飲み続けていました。
正月太りを起こす典型的なパターンですね。

私のお正月の1日の食事回数は長時間の1回でしたが、
一般的には1日3食ですね。
平成27年国民健康・栄養調査による朝食の欠食率は、
男性14.3%、女性10.1%
となっています。
昼食や夕食を欠食する人がいることを踏まえても、
概ね80%以上の人が1日3食の食事をしていると思います。

日本人が1日3食の食事をするようになったのは、江戸時代以降です。
今から400~500年前までは、1日2食が一般的だったようです。
さらに原始時代まで遡ると、1日1食となります。

現在は「1日3食規則正しく」と言われていますが、
1日に3食の食事をするようになったのは、人間の歴史を考えるとまだ最近のことです。

昔はお腹が空いたら、もしくは、何か食べ物が手に入った時に食べていました。
しかし、飽食の現代。
お腹が空いていなくても美味しそうなものが目の前にあると、ついつい食べてしまいますよね。

それでは、どうして1日3食が良いのでしょうか。

食事をすると血糖値が上がります。
そして、インスリンが分泌され、血糖値を下げます。
通常は食後2~3時間すると血糖値は元に戻ります。
しかし、だらだら食べ続けていると、
血糖値の高い状態が続き、
インスリンが分泌され続けます。
その状態が続くと、インスリンが効きにくくなったり、
分泌されにくくなったりします。
また、食事の回数を3回よりも多くすると、
1食の量が多くなりがちで、結果としてエネルギー過剰
なってしまいます。

それでは、食事回数を減らしてはどうでしょうか。
1日1食ダイエットや朝食・夕食抜きダイエットというものもあるようですが、
1日に1~2回の食事では、必要な栄養素を全て摂取することが困難です。
また、空腹の時間が長くなると、食後に急激な血糖値上昇を起こします。
さらに、飢餓状態になることで、身体にエネルギーを溜め込みやすくなります。
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このような理由から1日3食が理想的とされています。
朝、昼、夜に食事をすることで、1日のリズムを作ることも大切ですね。

新年も始まったばかり。
規則正しい食事、生活で素敵な1年をお過ごしください。

~冬至~

2016年 12月 12日 月曜日

師走ですね・・・。
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今年も残りわずかとなりました。
そして、寒さも本格的ですね。仲良く大掃除 gifアニメーションうさぎ&くま イラスト素材
大掃除もしないといけないのに、寒いとどうしても動くのも億劫になります。
でも!そんなことは言っていられません!時間は限られています。
今週末、頑張りましょうか!

 

さて、この時期にベタなお題ですが・・・。
冬至についてお話します。

今年の冬至12月21日(水)です。

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皆さん、ご存知だとは思いますが
北半球では太陽の高度が最も低く、一年で昼が最も短く夜が最も長くなる日です。
毎年、12月21日または12月22日が冬至となります。

冬至といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?

かぼちゃ!柚子湯!は、すぐに思い浮かびますね。

 

冬至『ん』の付く食べ物を食べると縁起が良いとされ、運盛り』と言うそうです。
特に『ん』2つ付くものは、冬至の七種(とうじのななくさ)と言い、
たくさんの運び込めるとされています。

・南瓜:なんきん(かぼちゃは昔から、なんきんとも言われています)
・人参:にんじん「無料イラスト ...」の画像検索結果
・蓮根:れんこん
・銀杏:ぎんなん
・金柑:きんかん・寒天:かんてん
・饂飩:うんどん(うどん)

昔は、秋の収穫期が終わると野菜はほとんどなくなる状態でした。
かぼちゅは夏に収穫しますが、保存がきくため冬場でも食べることが出来る野菜です。
野菜が不足する冬場にかぼちゃを食べることでビタミン類の補給をし
風邪を防ぐといった意味合いなんでしょうね。

そのほかにも、地方によっては小豆粥を食べる習慣のところもあるようです。

また、かぼちゃと小豆を一緒に煮た『いとこ煮』を食べるところも!「無料イラスト ...」の画像検索結果

 

 

今年は、かぼちゃ以外の『冬至の七種』をいくつか食べてみようと思っています。
身体も温まる煮込みうどんにしようかな・・・。味噌煮込みうどんのイラスト
本年は、このブログが最終です。
皆様に読んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです!
1年間、ありがとうございました。
次回は新年2017年1月です。

クリックすると新しいウィンドウで開きます皆さま、良いお年をお迎えください。クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

風邪の予防と対策

2016年 11月 24日 木曜日

11月も終わりに近づき、寒さも厳しくなってきました。

東京では初雪を観測しました。11月の観測はなんと54年ぶりだそうです。寒さや乾燥で体調を崩される方も多いのではないでしょうか。

今回は「風邪の予防と対策」のお話しです。

◆風邪とは?%e9%a2%a8%e9%82%aa

風邪は、鼻や喉が微生物に感染して起こります。微生物のうち80~90%がウイルスで200種類以上あると言われています。ウイルスは、年々変異します。そのため、一度感染して免疫ができたとしても次々に新しいウイルスに感染し、繰り返し風邪をひいてしまうことになります。風邪の症状は、防御反応です。体内でウイルスと戦うために炎症を起こして風邪の症状が引き起こされます。

 

◆風邪の予防

うがいや手洗いをこまめにして、バランスのよい食事や適度な運動を行い抵抗力を養うことが大切です。

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空気が乾燥すると、喉や鼻の粘膜も乾燥するため、体の防御作用が弱くなりウイルスに感染しやすくなります。また、体が冷えると血液循環が悪くなりウイルスが浸入しやすくなります。

温度20~25℃、湿度50~60%が適切です。加湿器などを活用して環境を整えましょう。

 

風邪(かぜ)の予防効果を高めるためには、粘膜を保護する働きのあるビタミンA、B群、Cを積極的に摂りましょう。

ビタミンAはレバー、人参、うなぎ、ビタミンB1は豚肉、レバー、豆類、ビタミンB2はレバー、うなぎ、卵、納豆、ビタミンB6は魚類、レバー、肉類、ビタミンCは果物類に多く含まれています。

それぞれ単独ではなく、一緒に摂ることをお勧めします。その他、疲労、睡眠不足、ストレスなどで体力が低下しているとウイルス感染しやすくなるため、十分に睡眠をとって疲れをとりましょう。

◆風邪をひいてしまったら(風邪の対策)

風邪かな?と感じるひき始めでしっかりとケアすることが大切です。

安静、保温、栄養が重要です。体をゆっくり休めて温かくして体を冷やさないようにしましょう。体温が上がると免疫力も高くなります。体の内側と外側から温めるとより効果的です。

・体の外側から温める方法

背中には『風門(ふうもん)』と呼ばれるツボがあります。このツボをカイロなどで温めることもひき始めには効果的です。%e9%a2%a8%e9%96%80

『風門』とは・・。

①首を前に倒すと一番大きく飛び出る骨があります。
②大きく飛び出る骨から下に二つ数えて、その二つ目の骨の左右外側の指2本分離れたところが『風門』です。

・体の内側から温める方法

温かい食べ物や体を温める食材を積極的に摂って免疫力を高めましょう。

体を温める食材は、生姜、ねぎ、にんじん、大根、ごぼう、かぼちゃなどが代表的です。

生姜が体を温める理由は「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分が関係します。

ジンゲロールには、免疫細胞である白血球を増やし、免疫力を高める作用があります。また、ショウガオールには、血流を良くして体温を上昇させ、脂肪や糖の燃焼を促進させる作用があります。%e7%94%9f%e5%a7%9c%e7%b4%85%e8%8c%b6

手軽に生姜を摂る方法として、紅茶に生姜とはちみつを加えて飲むこともお勧めです。体がぽかぽかになりますよ。その他にも、きんぴらごぼうも体を温める食材(にんじん、ごぼう)で作られるのでお勧めです。

・水分補給について

発熱や下痢、嘔吐は、水分と塩分が多く失われるため脱水になりやすい状態です。水分補給として、塩分が適度に含まれる経口補水液がお勧めです。

嘔吐や吐き気がある場合は、一度にたくさん飲むと嘔吐を繰り返してしまうことがあります。少しづつこまめに飲むようにしましょう。

これから本格的な寒さを迎えますが、体調管理に気をつけて元気に冬を乗り越えましょう。