おいしさを引き立てる スパイス&ハーブ

2022年 5月 14日 土曜日

塩分を控える工夫として、スパイスやハーブの活用をおすすめすることがあります。スパイスやハーブは漢方薬として利用されるほか、お食事のおいしさの引き立て役になります。

市販の固形ルーを使わず、カレー粉と肉や野菜のうま味でカレーを作ることで、塩分のみならず脂質の摂取量を抑えることもできます。

日本ではスパイスとハーブの違いについて明確な定義は無いようですが、ヨーロッパでは自家栽培できない植物の根や茎、樹の皮、果実、種子類をスパイスと呼び、自家栽培できる草花をハーブと呼んでいるそうです。

世界中で使われているスパイス・ハーブの種類は350~500種類と言われ、日本だけでも100種類が使われているそうですよ!(日本安全食料料理協会HPより)

スパイスやハーブを料理に活用するというのはハードルがやや高いように感じますが、
最近ではパウダータイプの商品が多く出ており、ふりかけたり混ぜ込むだけで簡単に料理の風味を変えることができるようになりました。

今回はスーパーで手軽に購入できて日常使いしやすいスパイス・ハーブを3種類ご紹介したいと思います。

 

ドライバジル

バジルは「ハーブの王様」と言われ、甘くて深みのある香りが特徴です。
ドライバジルはフレッシュバジルに比べて長持ちし、
様々な料理に振りかけて簡単に使用することができます。
トマト系の料理と相性が良く、パスタやサラダやマリネなどへの活用もおすすめです!

 

シナモンパウダー

シナモンはクスノキ科の樹皮を乾燥したもので、スパイシーな香りで素材の甘味を引き立てます。
パウダー状のシナモンは少量でも香りが立ち、トーストやバニラアイス、コーヒーや紅茶などと相性が良いです。
バナナやリンゴに振りかけてトースターで焼き上げると、甘味が増しておいしいですよ!

 

粉山椒

山椒はミカン科の植物で、植物全体に香りがあります。しびれるような辛みと爽やかな香りを持ち、完熟した果実の外皮を乾燥させて粉末にしたものを粉山椒と言います。
「木の芽」と呼ばれる若葉・新芽や、「実山椒」「青山椒」と呼ばれる青くやわらかい若い実も風味づけに使われます。粉山椒はうなぎの蒲焼きの薬味のイメージが強いですが、味噌や醤油と相性が良く、使い勝手が良いスパイスのひとつです。

粉山椒を使った簡単おかずレシピを紹介しますので、もう一品パンチのあるおかずが欲しい・・・!なんて時に、ぜひ作ってみてください 😀

 

― ピーマンとじゃこの山椒炒め ―

 材料(3~4人分)

・ピーマン 4個

・じゃこ 大さじ3杯

・醤油 小さじ1杯

・みりん 小さじ1杯

・ごま 適量

・粉山椒 適量

 

 作り方

1.ピーマンを千切りにする。

2.フライパンにサラダ油を熱し、じゃこをカリっとするまで炒める。

3.ピーマンを加えてお好みの柔らかさになるまで炒める。

4.みりんと醤油を加え、全体になじんだら火を止める。最後にごまと粉山椒を振りかけて完成!

 

作り立ては山椒の香りがふわっと広がり、冷めてから食べても味がなじんでおいしいです。
お弁当のおかずにもおすすめですよ  🙂

 

これからじめじめした暑い季節に、スパイシーだったりハーブを効かせた食事を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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