あじさいが見頃ですね。
2011年 6月 22日 水曜日
あじさいの季節6月。ツボです。
同じ苗木でも花の色が白やピンクや赤、青、紫と色とりどりに咲いているあじさいは雨の季節の象徴ですね~。
土壌の酸・アルカリ度合いによって花の色が変わるためアジサイの七変化などと呼ばれています。 素敵です。
今年は早めの梅雨入りで雨や曇り日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。雨は風情もあり『恵みの雨』でもますが夏に向かい気温も上がり始めジメジメとしてきましたね。 ツボにとっては気分も晴れず少し体調もすぐれない日が増えやすい時期でもあります。
なるべく 快適に過ごすために食事で一工夫! 『お酢』 を紹介したいと思います。
お酢は古く昔から使用され、日本人には馴染みのある調味料ですよね。 実はお酢の起源は『果物についている酵母が発酵し、お酒ができ、それをまた放置したらすっぱくなったもの』のようです。 (そのすっぱさを毒と思わず食べ続けた古代人はすごい野心家だと感心します!)
お酢の魅力としてよく知られているのが疲労回復。
エネルギー源であるグリコーゲン(糖分が体内で変化したもので、筋肉や肝臓に蓄えられている)が不足した状態になるものも原因のひとつです。 疲労回復には体内ですばやく燃焼したエネルギー源に変わる糖分を適度に補給するのが効果的ですが、お酢の主成分『酢酸』を一緒に摂ると消耗されたグリコーゲンの再補充(回復)が促進されて疲労回復がさらに早くなるといわれています。
もうひとつ、お酢の主成分 『酢酸』 は体内でクエン酸という物質にも変換され体内でのエネルギー産生に関与しています。特に疲労したときに血中に多くなる乳酸に対してクエン酸を一緒に摂るとまたエネルギー産生に必要な物質となり完全に消費されていくといわれています。
また疲れているときは食欲がでないことがあります。特にこの時期、湿度が上がり不快な状態が続くとなおさらです。お酢の酸味は味覚や臭覚も刺激して脳の摂食中枢に働きかけるといわれています。唾液の分泌を促し食事も食べやすくなりますね。
という事で・・・糖分となるご飯とお酢を混ぜてさっそく酢飯を作ってみました!
具が乗っていていかわかりづらいですが酢飯です・・・
鶏肉のさっぱり煮やサイドメニューに酢物や酢ドレッシングでサラダもいいですね。
酢ばかりのメニューになると飽きてしまいますのでほどほどに。
その他お酢の魅力として・・・
湿度が高いこの季節はカビや細菌の生息しやすくなりますので食材が傷みやすくなります。 お弁当に酢飯を使用したり傷みやすい魚などは水で2~3倍くらいに薄めた酢で洗うと腐敗防止になります。
最近の研究では血圧低下、血中脂肪の低下、血糖上昇緩和、内臓脂肪の減少にも期待できるといわれています。
お酢は昔から使われている調味料だけあってメリットは沢山ありますね。
またまたあじさいの話に戻りますが・・・
上に書いたようにあじさいは養分によって色が変わりますが、人間の身体は健康体であれば取り入れた栄養素によって酸やアルカリに大きく傾くことはありません。
例えば疲れているときにお酢を食べて体内に取り込まれても酸性物質(乳酸など)を分解しアルカリ性に傾けてくれますが、 恒常性といって常に一定のPHに保とうとする働きにより健康を維持しています。
人間の身体は本当に絶妙なバランスで維持されているですね~、身体の中の変化は見えないのでわかりにくいですが・・・
今年の夏はお酢を使って元気に過ごしたいものです。
Posted by mlblog02.
カテゴリー: 日記.