いよいよ夏本番☆

2012年 7月 17日 火曜日

 初めまして。“しの”と申します。よろしくお願いいたします。

 ジメジメとした梅雨も、もうすぐ明けようとしています。いよいよ夏本番を迎える季節となりましたね。

 皆さんは夏といったらどんな食べ物を思い浮かべますか?

 私は夏になるとスイカをよく食べます

 スイカは90%以上が水分ですので、汗をたくさんかくこれからの時期にはとてもオススメの食材です。また、疲労回復や利尿作用があるとされています、カリウムが比較的多く含まれておりますので、夏バテに効果があるとも言われております。

 そしてこの時期は暑気払いやビアガーデンが始まったりと、アルコールを摂取する機会が増える時期でもあります。そういったときにもスイカはオススメです!

 スイカに含まれる水分や糖分がエネルギー不足の二日酔いのからだを助けてくれます。そして、利尿作用によってアルコールを尿とともに体外に出してくれるのです。

 私は飲むことが好きなので、これからは飲んだ次の日は必ずスイカを食べるようにしたいです

 さて、突然ですがここでクイズです。
 
 スイカは果物でしょうか?野菜でしょうか

 正解は……………………………

 どちらも正解です

 園芸分野では果菜(野菜)とされるが、青果市場での取り扱いや、栄養学上の分類では果物あるいは果実と分類されるとのこと。確かにつる性のうり科の植物なので、きゅうりやかぼちゃと同じく本来であれば野菜の扱いをされるべきかとは思いますが、果物屋でも売られていますし、食べ方から考えると果物になりますよね。私が仕事中に活用している食品成分表にも、りんごやバナナと同じ「果実類」のところにスイカが載っています。

 育ち方は野菜の様で食べ方は果物の様だなんて、なんだか中性的な食べ物なんですね。

 また、スイカにはカリウム以外にも様々な栄養成分が含まれております。

 カロチン

 体内でビタミンAに変化してビタミンAの働きをします。ビタミンAは目の網膜や口、鼻の粘膜、肌、髪、爪などの機能を保ちます。目が疲れる方、風邪を引きやすい方、美容が気になる方にはとても大切な栄養素です。

 リコピン

 赤玉スイカに含まれる、赤い色素です。
活性酸素が増えすぎると、動脈硬化やガンなどを引き起こすことになりますが、この活性酸素を抑制してくれるのが、リコピンです。また、リコピンには紫外線から皮膚を守る作用もあり、紫外線からのダメージによってできるシミやしわの予防にも役立つと考えられています。

 
 シトルリン

 最近注目されはじめた成分で、アミノ酸の一つに挙げられます。
他の果実にはほとんど見られない成分で、スイカにはこれが含まれています。冷えの改善、むくみの解消、アンチエイジング効果があると言われており、女性の強い見方です。また、シトルリンは脳内の血流を活発にしてくれるので、やる気・集中力・記憶力をアップすることが期待できます。

 イノシトール

 ビタミンB群でもあるイノシトールには、動脈硬化を防ぐ他に、抗脂肪肝ビタミンと呼ばれるように、肝臓に脂肪がつかないようにする働きがあります。また、脳神経に栄養を運んだり神経を正常に保つような身体に重要な役割を果たします。そのため、アルツハイマー型認知症や健康な毛髪の維持、湿疹などを防ぐ働きなどもあるとされています。

 スイカは風邪やアンチエイジングにも良い栄養素が含まれているんですね。先日、夏風邪をひいてしまった身としては、もっと早めにスイカを食べておくんだった…と後悔しております

  
 皆さんもスイカを食べて暑い夏を乗り切って下さいね!!!

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