お酒の飲み過ぎに気をつけて!

2019年 12月 23日 月曜日

今年も残りわずかとなりました。
2019年、皆さんはどのような1年を過ごしましたか?

今年の5月には平成から令和になりましたね♪
そして、タピオカブームや軽減税率など、
食に関しても大きく変化があった1年だったのではないでしょうか。

 

さて、今回はお酒についての話です。
忘年会や新年会シーズンでお酒を飲む機会が増えますよね。
ただし、正しい付き合い方をしないと危険なんです 😯 💡

まず、お酒に強い人と弱い人がいますが、この差は何でしょう?
それはアセトアルデヒドを分解する酵素である、
ALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)の働きの違いです。

アルコールは体内に入ると肝臓でアルコール→アセトアルデヒド→酢酸に分解されていきます。
アセトアルデヒドは頭痛や吐き気などを引き起こす有害な物質で、
二日酔いの原因にもなります。

お酒に強い人はALDH2が働き、速やかにアセトアルデヒドを分解できますが、
お酒に弱い人はなかなか分解されず、少量のアルコールでも悪酔いしやすいです。

日本人の約40%がALDH2の活性が弱い低活性型のため、
お酒に弱い体質と言われています。
日本人の約4%はALDH2の働きがない不活性型で、
ほとんどお酒を飲めない又は全く飲めない体質です。

ALDH2の活性のタイプは親から遺伝的に引き継ぎます。
生まれた時から決まっていて、変わることはありません。

自分の飲める量を把握しておくことが大切ですね。
また、他の人に無理矢理お酒を勧めることはやめましょう。

 

飲み過ぎてしまった時は・・・

しじみのお味噌汁
しじみにはアミノ酸の一種のオルニチンが含まれます。
オルニチンはアセトアルデヒドの分解を助ける働きがあります。

水やスポーツドリンク、経口補水液
アルコールには利尿作用があるため脱水状態になりやすいです。
また、アセトアルデヒドを分解するためには水が必要です。
しっかり水分補給をしましょう。

ラムネ菓子
過度の飲酒によって肝臓の糖新生が抑制され、低血糖になることがあります。
低血糖による症状(頭痛や倦怠感)が見られた場合は、
ブドウ糖を多く含むラムネ菓子を食べると改善が期待されます。

 

お酒の飲み過ぎには気をつけて、楽しい年末年始をお過ごしください\(^o^)/

寒さと食の関係

2019年 11月 25日 月曜日

本格的な寒さを迎えようとしておりますが、元気にお過ごしでしょうか?
まもなく迎える12月には、
クリスマス忘年会などのイベントを控えているため、
体調にはより気を付けたい時期ですね。

突然ですが、冬になると味が濃いものが欲しくなったり、
つい食べ過ぎてしまうことはありませんか?

理由は1つではないですが、これには「寒さ」が関係しているそうです。

 

〇味の濃いものが食べたくなる理由

冬になると、乾燥も気になりますよね。
手や足の乾燥が気になる方が多いかと思いますが、口腔内も乾燥しています。

この乾燥による「唾液の減少」が、
味覚に大きく関係しています。

唾液は、食べ物を溶かすことで味を感じやすくする働きがあります
そのため唾液の分泌が減ると味覚が鈍り、
味が濃いものが食べたくなってしまいます。

また、舌の表面には「味蕾」という味を感じさせる器官があります。
唾液が減ることで味蕾がすり減ってしまい、
味蕾が働くなくなってしまいます。

〇対策方法

乾燥を防ぐためには、
鼻呼吸をする水分補給をこまめにしましょう

濃いものを食べ続けると味覚が濃いものに慣れてしまいます。
塩分や糖分を過剰摂取につながるため、気を付けたいですね。

乾燥する時期に入り、濃いものが食べたくなると思いますが、
健康の為にも過剰な摂取は控えましょう。

 

 

〇食欲が増すわけ

気温が下がることで体温を上げるために体の脂肪を燃焼しようとします。
これにより基礎代謝が上がり、エネルギーを補給するために食欲が増します

冬になるとついつい食べ過ぎてしまう訳は、寒さにも関係があったのですね。

〇対策方法

一口で30回程度噛んで食べましょう。
よく噛むことで満腹中枢が刺激されます。

硬いものを意識して食べるとよく噛んで食べることが習慣づきます。

 

冬にはクリスマスお正月などのイベントがありますが、
食べすぎに注意しましょう。
寒い時期にはお鍋など温かいものを食べたくなりますよね。
温かいものを食べて、寒さに負けず、冬を乗り切りましょう!!

季節の変わり目に注意!

2019年 10月 25日 金曜日

 9月は冷房をつけるような暑い日もありましたが、10月になり一気に寒さがやってきましたね。
9月~11月は寒暖差によって自律神経が乱れることで体調を崩しやすい時期なので、頭痛、肌荒れ、疲労感などの症状が出ることもあります。

季節の変わり目に体調を崩さないためのまず一つ目の対策は睡眠です。
いつもより気持ち早めに就寝して、睡眠時間を確保して体力を回復しましょう。
お風呂に入ってゆっくりすることでリラックスもできます。

 

二つ目は食事です。
身体を芯から温める食材がよいです。
野菜はかぼちゃ、大根、ごぼうなどの根菜類がお勧めです。夏野菜は火を通さないと身体を冷やすことがあります。
果物はりんごなどがお勧めです。
飲み物はコーヒー、緑茶、牛乳は身体を冷やすので、ほうじ茶、紅茶、ココアがよいでしょう。

生姜、唐辛子などの香辛料をアクセントで加えるのもいいですね。

体を温める食材の見分け方は、冬が旬のもの、産地が北方系のもの、発酵食品などがあります。
体を冷やす食材は、夏が旬のもの、産地が南方系のものなどがあります。
ぜひ参考にしてみてください。

 

三つ目は水分補給です。
夏は積極的に水分補給を行っていた人も多いと思いますが、空気が乾燥し始め汗もかきにくくなり喉の渇きも感じにくくなります。
気づかないうちに体の水分が不足していることもあります。
意外かと思うかもしれませんが、今のような時期こそ意識して水分補給が必要です。

冬に向けて負けない身体をつくりましょう!

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