糖分を含む飲み物に注意!

2020年 5月 7日 木曜日

5月に入り、暖かい日が増えてきましたね 😀
これから水分補給をする機会が多くなると思います。

本日は「糖分を含む飲み物に注意!」をテーマにお話させて頂きます。

 

皆さんは普段からどのような飲み物で水分補給を行っていますか?
水、お茶、炭酸飲料、ジュースなど様々だと思いますが、
糖分を含む以下の飲み物の飲み過ぎは、肥満や糖尿病を招く恐れがあるため注意が必要です。

 

●炭酸飲料
水に炭酸ガスを入れて果汁・乳・砂糖・甘味料・香料などを加えた飲料です。
炭酸飲料で代表的なサイダーは、ペットボトル500mlで『角砂糖約15個分』の糖分が含まれています。
最近では、糖分が含まれない炭酸水も増えていますので、糖分が気になる方にお勧めです。

 

●果汁入り・濃縮還元ジュース
果物のビタミンやミネラルを含むため体によさそうなイメージですが、果糖が多く含まれていてること、また、果物より食物繊維が少なく、液体のため糖分の吸収が早く、血糖値が急激に上がりやすい飲み物でもあります。

 

●スポーツ飲料
塩分と糖分の濃度や浸透圧を調整することによって、水分を速やかに体内に吸収することができる飲料です。
そのため、夏場や喉の渇きを感じた時の水分補給には適していますが、ブドウ糖や果糖が多く含まれているため、 飲み過ぎには注意が必要です。

 

●「ゼロ・低カロリー」や「ノンシュガー」飲料
これらの飲料は、栄養成分表示において規定があり、「0」でなくても基準値を満たしていれば「ゼロ・低カロリー」や「ノンシュガー」と表示することができるため、必ずしもカロリー「0」kcal・砂糖「0」gとは限りません。
「ゼロ・低カロリー」や「ノンシュガー」と表示されているからといって安心して 飲み過ぎてしまうと、血糖値が上がったり、体重増加の原因になります。

参考:厚生労働省 eヘルスネット

 

●「ペットボトル症候群」に注意!
「ペットボトル症候群」とは、炭酸飲料や清涼飲料水の多飲により、糖分の摂り過ぎで高血糖を招く状態です。
血糖値が上昇すると喉が渇くため、さらに飲みたくなるという悪循環に陥り、糖尿病にかかる危険性もあります。

 

●水分補給はお水、お茶を中心に

このように「糖分を含む飲み物」は、日常的に飲み過ぎると肥満や糖尿病を招くリスクが高まります。
お水、お茶など、カロリーや糖分がない飲み物を中心に、その時の状況に合わせて水分補給を行い、1日の糖分摂取量が過剰にならないよう気を付けましょう 😉

 

春野菜を食べる

2020年 4月 8日 水曜日

 

春野菜が多く出まわる季節になりました。

近頃はハウス栽培などで1年中野菜が手に入りますが、
旬の野菜は栄養豊富で価格が安く、何よりおいしいのでぜひ取り入れたいものです!

そこで今回は、
《新じゃがいも・新たまねぎ・春キャベツ》の3つに絞って、それぞれの特徴やおすすめの調理法を紹介したいと思います。

 

 

新じゃがいも


地域によって旬の時期が少々異なりますが、春先から夏にかけて収穫されます。
普通のじゃがいもに比べて皮が薄く、水分量が多いのが特徴です。
調理するなら皮ごとがオススメですよ!

じゃがいもにはカリウムが多く含まれ、
体内の余分なナトリウムの排泄に役立ちます。

それでは、お手軽な新じゃがいものレシピを紹介します。

 

おいしく食べるお手軽レシピ
新じゃがいもの甘辛煮

作り方
①じゃがいも(4~5個)を皮付きのままよく洗います。小ぶりのものであればそのまま、大きければ一口大に切ります。

②耐熱容器に入れて電子レンジで加熱します。(竹串がスッと通るくらいの硬さまで)

③フライパンにごま油(大さじ1/2杯)を熱し、②のじゃがいもを炒めます。

④じゃがいもの表面が薄いきつね色になったら、醤油・酒・みりん(各大さじ1杯)・砂糖(小さじ1杯)を加えます。
じゃがいもにタレがしっかり絡まったら完成です。

ひとことメモ
ゴマ・七味唐辛子・大葉などをお好みで散らしても◎

 

 

新たまねぎ


3~5月頃まで出回ります。
辛みが少なく、甘くてみずみずしいので生のままでおいしく食べられます。

たまねぎには血液をサラサラにすると言われる硫化アリルが含まれます。

 

おいしく食べるお手軽レシピ
新たまねぎのおかかポン酢

作り方
①たまねぎは縦半分に切り、横向きにして繊維を断ち切るように薄切りにします。

②①を10分ほど冷水にさらし、水気をよく切って器に盛りつけてかつお節をふりかけます。

③ポン酢で味付けして完成です。

ひとことメモ
卵黄を絡めて食べると、尚おいしいですよ!

 

 

春キャベツ


普通のキャベツに比べて玉の締まりがゆるく、内部まで緑色を帯びています。
水分が多く葉が軟らかいので、
生のまま・短時間の加熱調理に適しています。

キャベツにはビタミン様物質のビタミンU(別名キャベジン)が含まれ、
胃腸の粘膜修復に必要なたんぱく質の合成を促します。

 

おいしく食べるお手軽レシピ
ペペロンキャベツ

作り方
①キャベツ(3~4枚)を食べやすい大きさにちぎります。

②フライパンにオリーブオイル(大さじ1/2杯)を熱し、弱火でにんにく(スライスでもおろしにんにくでも可)と鷹の爪を炒めます。(鷹の爪は無ければ入れなくてもOK)

③香りが立ってきたらキャベツを入れ、強火にして炒めます。
塩コショウで味をととのえて完成です。

ひとことメモ
炒め過ぎると、水分が出てベチャっとした食感になるので注意しましょう。

 

以上、3つの春野菜を紹介しましたが
いかがでしたでしょうか?

いずれも年中流通する一般的なものと比べると
「水分が多くてみずみずしい」「甘くて柔らかい食感」が特徴のようですね。

春野菜ならではのおいしさを、ぜひ様々な料理で味わってみてください!

免疫力アップの食事のポイント

2020年 3月 11日 水曜日

新型コロナウイルスのような感染症や、花粉症のようなアレルギーに負けない体づくりには、免疫力を高めることが大切です!

そこで今回は免疫力アップの食事のポイントを紹介します。

 

 

免疫力をアップさせる食品を積極的にバランスよく

免疫力をアップさせるのは良質のタンパク質を含む食品、野菜や発酵食品などです。それらを中心に多様な食品をバランスよく1日3食とりましょう。

楽しく、おいしい食事でリラックス♪

心も体も満足できる食事でリラックスすることが、自律神経のバランスを整え、免疫細胞の活性化につながります。

 

献立の組み合わせのコツ

主食

穀物をメイン材料とする料理。白米よりも食物繊維やミネラルが多い玄米などを積極的にとると免疫力アップに効果的です。

主菜

脂肪の少ない肉、骨ごと食べられる魚介類、大豆製品が主役の料理。丈夫な体作りに欠かせないタンパク質を得られます。

副菜

体の調子を整えるビタミン・ミネラルが豊富な野菜やきのこ、いも、海藻がメインの料理を毎食1品以上加えて、疲れにくい体質を目指しましょう。

汁物・デザート等

味噌汁やヨーグルトには、体に有益な菌が多く、果物には免疫力アップに役立つビタミンCなどが豊富です。

 

免疫力をアップする食材

ショウガ

様々な抗酸化成分を含むショウガ。体を温め、代謝をよくすることで、内臓が正常に働けるようサポートします。また、血流をよくする働きもあります。

ニンジン

ニンジンがもつカロテノイドは、細菌やウイルスの侵入をブロックするのに役立ちます。免疫システムを活性化し、活性酸素の増加も防いでくれます。

ヨーグルト

腸内環境を整えてくれるのがヨーグルト。免疫細胞の多くが存在している腸内の環境がよくなれば、免疫力もアップします。

豚肉

ビタミンB1を多く含み、免疫力アップにつながります。低脂肪で高タンパクな部位(モモやヒレ)がお勧め。

 

季節の変わり目で体調を崩しやすいですが、免疫力をアップさせ、病気に負けない健康的な毎日を過ごしましょう‼