年末年始の体重増加は早めにリセット!

2020年 1月 8日 水曜日

あけましておめでとうございます!

今年の年末年始は長~い9連休でしたね。
みなさん、ゆっくりお過ごしになられたのではないでしょうか。
「つい食べ過ぎて身体が重くなってしまった。」という方は
その体重が定着する前にリセットしませんか?!
早めにリセットして、脂肪として蓄積されるのを防ぎましょう。

 リセットにオススメの5つのポイントをご紹介します!!

1.いつもの食事に戻して、でも夕食は控えめに
まずは年末年始前の食事を思い出してみましょう。
その時の食事に戻しつつ、でも夕食は控えます。
ごはんの量を控えると簡単です♪
夕食のごはんを、いつもより2口控えると約50kcal
いつも軽くお茶碗1杯食べていたのを半分にすると約120kcal 抑えることができます。

 

 

 

脂肪1kgは約7,000kcalです。1日120kcal減らしていくと2ヶ月後には
1kg体重を落とすことができます。

もう1つ大事なことがあります!
この年末年始にお酒の量も増えてしまったという方は、お酒も元の量に戻すことが大事です。
何よりも、活動量が低下する夜の食事やお酒を控えることが大事です。

どうしてもお腹が空いてしまう時は、朝食を今よりもしっかり食べましょう。
夕食を控えると、朝食をしっかり食べることができます。

2.糖質の食べ過ぎに気をつけて
年始は、お雑煮、鏡開きとお餅を食べるイベントが続き糖質が多く
なりがちです。他にも、芋の煮物なども糖質過多になるので程々に 気をつけましょう。

 

 

 

 

3.朝型生活に
長い休みですっかり夜型になってしまった方は、十分に睡眠をとり、ある朝の生活に
切り替えましょう。就寝は24時前にし、朝起きたら朝日を浴びて朝食を食べる、
こんな朝型生活にすることも体重のリセットには大事です。

4.いつもよりプラス10分歩く
体を動かしてエネルギーを消費しましょう。
無理なく毎日続けることが大事です。
体重70kgの方が10分歩くと、約40kcalを消費します。
もし30分歩けば、約120kcalを消費することができます。

運動と食事の両方に取り組み、消費カロリーを増やし、
摂取カロリーを減らすことが理想的です。

5.体重を測る
体重計に乗るのはちょっと恐いかもしれませんが、体重の変化を知ることも
大事です。もし増えてしまったら、何か余分なものを食べていないか振 返りましょう。

早めにリセットして、気持ち良い1年のスタートにしてみませんか!!

 

 

 

お酒の飲み過ぎに気をつけて!

2019年 12月 23日 月曜日

今年も残りわずかとなりました。
2019年、皆さんはどのような1年を過ごしましたか?

今年の5月には平成から令和になりましたね♪
そして、タピオカブームや軽減税率など、
食に関しても大きく変化があった1年だったのではないでしょうか。

 

さて、今回はお酒についての話です。
忘年会や新年会シーズンでお酒を飲む機会が増えますよね。
ただし、正しい付き合い方をしないと危険なんです 😯 💡

まず、お酒に強い人と弱い人がいますが、この差は何でしょう?
それはアセトアルデヒドを分解する酵素である、
ALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)の働きの違いです。

アルコールは体内に入ると肝臓でアルコール→アセトアルデヒド→酢酸に分解されていきます。
アセトアルデヒドは頭痛や吐き気などを引き起こす有害な物質で、
二日酔いの原因にもなります。

お酒に強い人はALDH2が働き、速やかにアセトアルデヒドを分解できますが、
お酒に弱い人はなかなか分解されず、少量のアルコールでも悪酔いしやすいです。

日本人の約40%がALDH2の活性が弱い低活性型のため、
お酒に弱い体質と言われています。
日本人の約4%はALDH2の働きがない不活性型で、
ほとんどお酒を飲めない又は全く飲めない体質です。

ALDH2の活性のタイプは親から遺伝的に引き継ぎます。
生まれた時から決まっていて、変わることはありません。

自分の飲める量を把握しておくことが大切ですね。
また、他の人に無理矢理お酒を勧めることはやめましょう。

 

飲み過ぎてしまった時は・・・

しじみのお味噌汁
しじみにはアミノ酸の一種のオルニチンが含まれます。
オルニチンはアセトアルデヒドの分解を助ける働きがあります。

水やスポーツドリンク、経口補水液
アルコールには利尿作用があるため脱水状態になりやすいです。
また、アセトアルデヒドを分解するためには水が必要です。
しっかり水分補給をしましょう。

ラムネ菓子
過度の飲酒によって肝臓の糖新生が抑制され、低血糖になることがあります。
低血糖による症状(頭痛や倦怠感)が見られた場合は、
ブドウ糖を多く含むラムネ菓子を食べると改善が期待されます。

 

お酒の飲み過ぎには気をつけて、楽しい年末年始をお過ごしください\(^o^)/

寒さと食の関係

2019年 11月 25日 月曜日

本格的な寒さを迎えようとしておりますが、元気にお過ごしでしょうか?
まもなく迎える12月には、
クリスマス忘年会などのイベントを控えているため、
体調にはより気を付けたい時期ですね。

突然ですが、冬になると味が濃いものが欲しくなったり、
つい食べ過ぎてしまうことはありませんか?

理由は1つではないですが、これには「寒さ」が関係しているそうです。

 

〇味の濃いものが食べたくなる理由

冬になると、乾燥も気になりますよね。
手や足の乾燥が気になる方が多いかと思いますが、口腔内も乾燥しています。

この乾燥による「唾液の減少」が、
味覚に大きく関係しています。

唾液は、食べ物を溶かすことで味を感じやすくする働きがあります
そのため唾液の分泌が減ると味覚が鈍り、
味が濃いものが食べたくなってしまいます。

また、舌の表面には「味蕾」という味を感じさせる器官があります。
唾液が減ることで味蕾がすり減ってしまい、
味蕾が働くなくなってしまいます。

〇対策方法

乾燥を防ぐためには、
鼻呼吸をする水分補給をこまめにしましょう

濃いものを食べ続けると味覚が濃いものに慣れてしまいます。
塩分や糖分を過剰摂取につながるため、気を付けたいですね。

乾燥する時期に入り、濃いものが食べたくなると思いますが、
健康の為にも過剰な摂取は控えましょう。

 

 

〇食欲が増すわけ

気温が下がることで体温を上げるために体の脂肪を燃焼しようとします。
これにより基礎代謝が上がり、エネルギーを補給するために食欲が増します

冬になるとついつい食べ過ぎてしまう訳は、寒さにも関係があったのですね。

〇対策方法

一口で30回程度噛んで食べましょう。
よく噛むことで満腹中枢が刺激されます。

硬いものを意識して食べるとよく噛んで食べることが習慣づきます。

 

冬にはクリスマスお正月などのイベントがありますが、
食べすぎに注意しましょう。
寒い時期にはお鍋など温かいものを食べたくなりますよね。
温かいものを食べて、寒さに負けず、冬を乗り切りましょう!!