春野菜を食べる

2020年 4月 8日 水曜日

 

春野菜が多く出まわる季節になりました。

近頃はハウス栽培などで1年中野菜が手に入りますが、
旬の野菜は栄養豊富で価格が安く、何よりおいしいのでぜひ取り入れたいものです!

そこで今回は、
《新じゃがいも・新たまねぎ・春キャベツ》の3つに絞って、それぞれの特徴やおすすめの調理法を紹介したいと思います。

 

 

新じゃがいも


地域によって旬の時期が少々異なりますが、春先から夏にかけて収穫されます。
普通のじゃがいもに比べて皮が薄く、水分量が多いのが特徴です。
調理するなら皮ごとがオススメですよ!

じゃがいもにはカリウムが多く含まれ、
体内の余分なナトリウムの排泄に役立ちます。

それでは、お手軽な新じゃがいものレシピを紹介します。

 

おいしく食べるお手軽レシピ
新じゃがいもの甘辛煮

作り方
①じゃがいも(4~5個)を皮付きのままよく洗います。小ぶりのものであればそのまま、大きければ一口大に切ります。

②耐熱容器に入れて電子レンジで加熱します。(竹串がスッと通るくらいの硬さまで)

③フライパンにごま油(大さじ1/2杯)を熱し、②のじゃがいもを炒めます。

④じゃがいもの表面が薄いきつね色になったら、醤油・酒・みりん(各大さじ1杯)・砂糖(小さじ1杯)を加えます。
じゃがいもにタレがしっかり絡まったら完成です。

ひとことメモ
ゴマ・七味唐辛子・大葉などをお好みで散らしても◎

 

 

新たまねぎ


3~5月頃まで出回ります。
辛みが少なく、甘くてみずみずしいので生のままでおいしく食べられます。

たまねぎには血液をサラサラにすると言われる硫化アリルが含まれます。

 

おいしく食べるお手軽レシピ
新たまねぎのおかかポン酢

作り方
①たまねぎは縦半分に切り、横向きにして繊維を断ち切るように薄切りにします。

②①を10分ほど冷水にさらし、水気をよく切って器に盛りつけてかつお節をふりかけます。

③ポン酢で味付けして完成です。

ひとことメモ
卵黄を絡めて食べると、尚おいしいですよ!

 

 

春キャベツ


普通のキャベツに比べて玉の締まりがゆるく、内部まで緑色を帯びています。
水分が多く葉が軟らかいので、
生のまま・短時間の加熱調理に適しています。

キャベツにはビタミン様物質のビタミンU(別名キャベジン)が含まれ、
胃腸の粘膜修復に必要なたんぱく質の合成を促します。

 

おいしく食べるお手軽レシピ
ペペロンキャベツ

作り方
①キャベツ(3~4枚)を食べやすい大きさにちぎります。

②フライパンにオリーブオイル(大さじ1/2杯)を熱し、弱火でにんにく(スライスでもおろしにんにくでも可)と鷹の爪を炒めます。(鷹の爪は無ければ入れなくてもOK)

③香りが立ってきたらキャベツを入れ、強火にして炒めます。
塩コショウで味をととのえて完成です。

ひとことメモ
炒め過ぎると、水分が出てベチャっとした食感になるので注意しましょう。

 

以上、3つの春野菜を紹介しましたが
いかがでしたでしょうか?

いずれも年中流通する一般的なものと比べると
「水分が多くてみずみずしい」「甘くて柔らかい食感」が特徴のようですね。

春野菜ならではのおいしさを、ぜひ様々な料理で味わってみてください!

免疫力アップの食事のポイント

2020年 3月 11日 水曜日

新型コロナウイルスのような感染症や、花粉症のようなアレルギーに負けない体づくりには、免疫力を高めることが大切です!

そこで今回は免疫力アップの食事のポイントを紹介します。

 

 

免疫力をアップさせる食品を積極的にバランスよく

免疫力をアップさせるのは良質のタンパク質を含む食品、野菜や発酵食品などです。それらを中心に多様な食品をバランスよく1日3食とりましょう。

楽しく、おいしい食事でリラックス♪

心も体も満足できる食事でリラックスすることが、自律神経のバランスを整え、免疫細胞の活性化につながります。

 

献立の組み合わせのコツ

主食

穀物をメイン材料とする料理。白米よりも食物繊維やミネラルが多い玄米などを積極的にとると免疫力アップに効果的です。

主菜

脂肪の少ない肉、骨ごと食べられる魚介類、大豆製品が主役の料理。丈夫な体作りに欠かせないタンパク質を得られます。

副菜

体の調子を整えるビタミン・ミネラルが豊富な野菜やきのこ、いも、海藻がメインの料理を毎食1品以上加えて、疲れにくい体質を目指しましょう。

汁物・デザート等

味噌汁やヨーグルトには、体に有益な菌が多く、果物には免疫力アップに役立つビタミンCなどが豊富です。

 

免疫力をアップする食材

ショウガ

様々な抗酸化成分を含むショウガ。体を温め、代謝をよくすることで、内臓が正常に働けるようサポートします。また、血流をよくする働きもあります。

ニンジン

ニンジンがもつカロテノイドは、細菌やウイルスの侵入をブロックするのに役立ちます。免疫システムを活性化し、活性酸素の増加も防いでくれます。

ヨーグルト

腸内環境を整えてくれるのがヨーグルト。免疫細胞の多くが存在している腸内の環境がよくなれば、免疫力もアップします。

豚肉

ビタミンB1を多く含み、免疫力アップにつながります。低脂肪で高タンパクな部位(モモやヒレ)がお勧め。

 

季節の変わり目で体調を崩しやすいですが、免疫力をアップさせ、病気に負けない健康的な毎日を過ごしましょう‼

 

花粉シーズン

2020年 2月 25日 火曜日

春が近づき段々と暖かくなってきましたね。

今年は暖冬と言われているので、例年より過ごしやすい冬だったようにも感じます。

暖かくなることは嬉しいですが、花粉症 の方にとっては辛い時期になりました。
この時期は、スギヒノキなどの花粉に悩まれている方が多いのではないでしょうか。

花粉症と言えば、2月~4月にかけて飛散することがよく知られていますが、
夏にはイネ・シランカバ秋はブタクサ・ヨモギなどの花粉に悩まれている方もいらっしゃると思います。

*花粉症の主な症状*

・鼻水
・目のかゆみ
→この2つの症状は、アレルギー反応を引き起こす花粉が目につくことにより、
花粉を取り除こうとすることで起こります。

今年の花粉の飛散量はどのくらいなのでしょうか。

前年と比較すると、九州から関東甲信の今年の花粉飛散量は少ないと言われています。
しかし、東北南部は例年並み、東北北部と北海道はやや多いと予想されています。
東京では、
スギ花粉:2月下旬~3月下旬、ヒノキ花粉:4月上旬~4月下旬
にピークがくると言われています。
花粉対策方法についてご紹介します。

*対策法*

①花粉が多い日、時間の外出は控えましょう。
→雨の日と比べると晴れの日曇りの日には花粉が飛びます。
また、地域差もありますが午後1時~3時頃が飛散量が多いそうです。

②外出時には、帽子眼鏡マスクなどをつけましょう。

③帰宅時には、なるべく玄関で花粉を掃い、花粉を持ち込まないようにしましょう。
洗顔うがいをして、ついた花粉を掃いましょう。

④家では、花粉の侵入を防ぐため、ドアや窓はしっかり閉めましょう

⑤こまめに掃除し、入ってきてしまった花粉を残さないようにしましょう。

また、花粉はアレルギーの症状です。
アレルギー症状を軽くするためには、規則正しい食生活も重要です。
体に負担をかけないように、バランスの整った食事を心がけることが大切です。

スギやヒノキ花粉症の方にはつらい時期になりますが、乗り切りましょう!