春の紫外線対策

2019年 4月 23日 火曜日

4月も後半になり、ようやく過ごしやすい時期になってきました 🙄
1年のうち4~5月から急に紫外線が強くなると言われています。
夏に比べると日差しの強さを実感しにくいものの、
紫外線量は夏のピーク時とあまり変わらないそうです。
GWにお出かけされる方も多いと思いますが、
しっかりと紫外線対策を行いたいですね!

肌に影響を与える紫外線にはUV-AUV-Bがあります。

  • UV-A(紫外線A波)
    ・オゾン層でほとんど吸収されず、雲や建物を通り抜けやすい
    ・晴れる日が多い4月~8月がピークですが、それ以外もピーク時の1/2以上の量になるため年間を通して注意が必要
    ・肌の真皮層まで達し、肌のハリや弾力を生む繊維芽細胞に損傷を与える
    ・メラニン色素の合成を増やし、シミの原因になる
  • UV-B(紫外線B波)
    ・オゾン層や雲に吸収されやすい
    ・肌の日焼け(赤くなる)の原因になる
    ・メラニン色素が沈着して褐色になり、シミやソバカスの原因にもなるが、影響があるのは表皮で、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどない

UV-Aを浴びるとシワやたるみといった肌の老化現象を引き起こすと考えられています 😐 
ちなみに上空のオゾン量は、日本付近では春に多く、夏から秋にかけて少なくなる季節変化をしているそうで、
UV-Bはこの時期はそれほど多くありませんが、UV-Aに注意が必要です。

 

特に気をつけたい場所↓↓
・飛行機内  ※飛行機の窓はUV-Aを透過するそうです。
・山など標高が高い場所  ※標高が1000m高くなると約10%紫外線は強くなります。
・船上  ※水面からの反射!

 

紫外線から肌を守る対策としては
日焼け止めをこまめに塗ったり、
(UV-Aから肌を守る指標はSPFではなくPAです!)
出来るだけ肌を露出しない、
日傘やサングラスを使用する等、
物理的な対策が前提ですが、
それでも紫外線は浴びてしまうので、ダメージから身体を守る栄養素を積極的に摂りたいですね♪

 

*ビタミンC
シミを作らせないだけでなく、できてしまったメラニンを薄くしてくれる効果も!
パプリカやまだまだ美味しい春キャベツなどにも多く含まれます。

 

*ビタミンE
細胞を参加から守り、血流をスムーズにします。
アーモンドや落花生等のナッツ類、サラダ油やオリーブオイル等の油脂類、魚卵等に多く含まれます。

 

*β-カロチン
紫外線による活性酸素から体を守る強力な抗酸化物質です。人参がイメージされると思いますが、ほうれん草や南瓜など色鮮やかな野菜に豊富に含まれています。

*リコピン
紫外線による活性酸素から肌を守り、シミの元であるメラニンをつくらせない栄養素。
リコピンと言えばトマトですが、夏野菜の茄子やピーマン、スイカなどにも豊富に含まれます。

 

上記のような栄養素を手軽に取れるサラダはいいですね♪
外出した日の夕食には1品、オイルドレッシングのサラダを取り入れるのがお勧めです!

春野菜

2019年 3月 12日 火曜日

最近は寒さを感じる日も少なくなり、春の気配を感じられるようになってきましたね。

「春の皿には苦みを盛れ」というように、
春には苦みのある食材を食べて、冬の間に溜め込んだ老廃物を排泄し、元気な体を作りましょう!

今回は春野菜についてご紹介します。

◎特徴
①苦み
植物性アルカロイドという成分によるもので、
腎臓のろ過機能向上による解毒作用や新陳代謝を活性化させてくれます。

②香り
精油成分のテルペン類によるもので、血行促進、抗酸化作用、心を落ち着かせる作用があります。

◎おすすめ食材

*たけのこ
カリウム、ビタミンE、ビタミンB群、食物繊維などを含みます。
切り口に出る白い粉の成分はチロシンというもので、脳や神経を活性化させ「やる気を高める」成分として注目されています。
先端の方が根本よりも栄養価、うまみともに高いです。
選び方:短く重いもの、皮が薄茶色でつやのあるもの
おすすめ料理:たけのこごはん、天ぷら、若竹煮

*春キャベツ
春野菜の代表ともいえます。
ビタミンC、ビタミンU、食物繊維などを含みます。
ビタミンUは胃腸の粘膜を健康に保ってくれます。
選び方:葉の巻きがゆるくやわらかいもの
おすすめ料理:サラダ、浅漬け

 

*ふきのとう
春の訪れとともに一早く目を出す山菜。
独特の香りと苦みがあり、この苦みが新陳代謝を促進してくれます。
ビタミンEやカリウム、食物繊維が豊富。
選び方:つぼみが締まっていて、花が開いていないもの、葉の色が濃いもの
おすすめ料理:天ぷら、煮物、ふきのとう味噌

春野菜の味覚を楽しむためにも、新鮮なうちに調理し、苦みや香りを生かす工夫をしましょう。
食卓にぜひ栄養たっぷりの春野菜を取り入れ、春を感じましょう!

バレンタイン

2019年 2月 8日 金曜日


2月14日はバレンタインデーです。
一年の中で一番チョコレートと縁のある季節ですね。
日本のチョコレートの年間消費量の2割を占めるともいわれています。

今回はバレンタインとチョコレートについてご紹介します。

 

◇バレンタインの始まり

始まりはローマ帝国。
ローマの皇帝は、兵士たちの結婚を禁止していました。
しかし、キリスト教のバレンタイン司祭はこれに反対して兵士たちを結婚させ、皇帝の怒りをかい罰せられました。
その罰せられた日が2月14日であったため、この日がバレンタインの起源といわれています。

日本では1970年頃から女性が男性へチョコレートを贈る習慣が定着し、
現在では友人への「友チョコ」、男性から女性への「逆チョコ」、自分への「ご褒美チョコ」など
様々なスタイルのバレンタインデーが広がっています。

◇健康にうれしいチョコレート効果

◎カカオポリフェノール
チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれるポリフェノールのこと。
がんなど病気の原因を引き起こす活性酸素の働きを抑え、生活習慣病予防や抗酸化作用による美肌効果も期待できます。
カカオ含量の多いチョコレートを選ぶと効果的です!

◎リグニン
食物繊維であり、腸のぜん動運動を活発にすることにより、便通を良くし、腸内環境を整えます。

◎テオブロミン
リラックス効果が高く自律神経を整える効果があります。
また大脳を刺激して集中力や思考力を高め、気力をUPさせます。
疲れている時にチョコレートを食べてほっとするのはこのためです。

その他にも、ビタミンEナイアシンなどのビタミン類マグネシウム亜鉛などのミネラルも含まれています。

生活習慣病の改善などの健康効果に関する報告では、カカオポリフェノールを含むビターチョコレートを一日に5~10g程度(1~2かけら)、または、ココア一杯(純ココア約5~10g)を毎日続けるとよいと考えられています。

食べすぎには注意が必要ですが、
おいしいく、健康にもよいチョコレートを上手に取り入れましょう!