冬野菜を食べよう

2019年 1月 7日 月曜日

明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

1月に入りこれから冬本番!
冬の野菜は、体を温めてくれたり、免疫力を高め風邪予防にもつながる効果が期待できます。
今回は冬に食べたい野菜をいくつか紹介します。

①大根
冬の寒さによりぐんと甘みが増しておいしくなります。
根の部分にはビタミンC、消化酵素、葉にはカロテン、カルシウムなどの栄養素が含まれています。
大根に含まれる消化酵素は胃腸の調子を整えてくれます。
熱に弱いので大根おろしがオススメです!
◎選び方
大根にツヤがあり、まっすぐ伸びていて、太いものを選びましょう!

②春菊
通年を通して出荷されますが、1月頃がピークの季節になります。
免疫力を高めるカロテンの量は緑黄色野菜の中でもトップクラス!
ビタミンCや鉄分も多いので美肌効果や貧血予防にもつながります。
◎選び方
葉の緑が濃く、葉先までみずみずしいものを選びましょう!香りの強いものほど新鮮です!

③ねぎ
ネギの独特な匂いのもとはアリシンというものであり、様々な健康効果があります。
殺菌・抗菌作用により風邪予防や、血行を促進、疲労回復効果もあります。
さらに、アリシンはビタミンB1と一緒に摂取することで、ビタミンB1の吸収を高め疲労回復効果が期待できます。
◎選び方
緑と白の境目がはっきりとしていて、白い部分に弾力があり、巻きがしっかりとしているものがオススメです!

<大根とねぎを使った冬にオススメレシピ>

☆大根と鶏肉の煮物(4人分)☆
*材料
・鶏肉  1枚
・大根  1/2本
・長ネギ 1本
<A>
・醤油  大さじ3
・酒   大さじ3
・砂糖  大さじ2
・みりん 大さじ2
・水   適量

*作り方
①大根は約2cm幅のいちょう切り、長ねぎは斜め薄切り、鶏肉は一口大に切る。
②鶏肉は表面の色が変わるまで焼く。
③鍋に水(材料がひたひたになるくらい)、焼いた鶏肉、大根を中火にかけ、煮立ったら、長ネギ、<A>を加え、落し蓋をして中火で20分煮る。
④大根が柔らかく煮えたら火を止め、完成。

おいしく栄養豊富な冬野菜を食べて、寒い冬を乗り切りましょう!

冷え性解消♪ セルフケアで行える「温活」

2018年 12月 11日 火曜日

12月に入り寒くなってきましたね 🙂

気象庁の予報によると、今年の冬は例年並みかやや寒い傾向と言われています。

これから本格的に寒くなりそうですが、
この季節になると「冷え性」で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

最近は、女性だけでなく男性の冷え性も増えてきているようです。

冷え性はセルフケアで解消する方法が様々ありますので
積極的に取り入れて寒い冬を乗り越えませんか?

 

冷え性のメカニズム

体は皮膚から「寒さ」を感じるとその情報が脳から神経に伝えられ、
体温を一定に保とうとします。

すると血管を縮めて血液をあまり流さないようになり、皮膚表面の温度を低く保ち、 体内の熱を外に逃がしにくくなります。

また、寒いと自然に体が震えますが、これは筋肉を震わせて
体温を上げようとしているのです。

 

女性に特に多い手足の冷え(末端冷え性)

体は、大切な臓器が集まる体の中心部を一定の温度に保とうとします。

寒い時は、体の中心部に血液を集めて、体温を維持しようとするため、
末端の手先や足先には血液が行き渡りにくくなり、温度が下がり、
冷えを強く感じるようになります。

 

 

セルフケアで行える「温活」

冷え性の解消には、体を温める物を食べる、適度な運動をすることなどが大切です。

 

★食べ物

・できるだけ温かい物を食べる

冷え性を防ぐには、体の熱を保つ必要があるため、温かい物を
食べることが望ましいといえます。

特に冷たい清涼飲料やビール、氷やアイスクリームなどは注意が必要です。

 

 

・体温のリズムを整える朝食

睡眠中は代謝が低下していますが、朝食をとることで1日の活動に向けて代謝を高め、体温を上昇させることができます。

しっかりと体温を上げるためにも朝食を食べることが大切です。

 

・体を温める食べ物を取り入れる

根菜類…玉ねぎ、れんこん、ごぼう、にんじん、かぼちゃ、にら、かぶ、大根
芋類…里芋、さつま芋
薬味・香辛料…生姜、にんにく、ねぎ、わさび

以上の食品は体を温めるので積極的に食事に取り入れましょう。

 

・ビタミンEを摂る

ビタミンEは、抗酸化作用だけでなく血液促進効果があると言われています。
アーモンドなどのナッツ類、うなぎ、たらこをはじめとした魚介類、
西洋かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれています。

 

★適度な運動

運動は冷え性の原因である血行不良、筋肉不足による熱を作りにくい
体質を改善することができます。

特に下半身の筋肉を意識した運動、ウォーキング、ジョギング、ヨガ、
ピラティス、爪先立ちやスクワット、ストレッチなどが効果的です。

また基礎代謝量が多い人は、食べた物を溜め込まず、エネルギーにして使うことで 発熱していくため平熱も高くなり、冷えを感じることも少なくなります。

以上、セルフケアで行える「温活」をご紹介しました。
これらを取り入れて寒い冬を乗り越えましょう 😀  😉

 

 

美味しい寄せ鍋作りのコツ

2018年 11月 9日 金曜日

秋も深まり、本格的に寒くなって参りました

寒い季節には温かい鍋料理が食べたくなりますね 😳
北海道は石狩鍋、秋田県はしょっつる鍋、愛知県は赤から鍋、福岡県はもつ鍋など
日本各国、様々な鍋料理があります。

その中でも、寄せ鍋は、野菜や肉類や魚介類など、様々な食材を入れて煮込むので、
不足しがちなビタミン・ミネラル・タンパク質を手軽に摂取できます。
最近では市販されているスープの素を使って簡単に作れますので、家庭料理として魅力的ですね。
残ったスープを利用し、うどんや雑炊として召し上がる方も多いかと思われます。
スープには水溶性のビタミンが多く溶けだし、食材の旨味も出ているため、余すことなく活用することがおすすめです!

 

ご自宅で寄せ鍋を作られる方も多いかと思いますが、ここで美味しく作るためのコツ3つご紹介します。

★具材を入れる順番
まずは、だしの出る肉類や魚介類を先に入れましょう。
次に根菜類など火の通りにくい野菜→豆腐や身が崩れやすい白身魚、しいたけを入れます。
しいたけは煮すぎてしまうと食感が悪くなり、だしが出過ぎて味が無くなってしまいます。
最後に葉物野菜やえのきを入れます。火が通りやすい食材は、さっと入れる程度で十分です。

★食材を入れる場所
お鍋の中心に近いほど、火が当たりやすくなり、水流が激しくなります。
煮崩れしやすい具材は、鍋の端からゆっくり入れましょう。
また、白滝や春菊は肉を硬くする作用があるので、
ネギや椎茸といった野菜で肉を守るようにすると防ぐことができます。

★火加減
沸騰は最初の一度だけ、その後は煮たたせないように気を付けましょう。
具材をいれるたび、鍋の温度が下がりますので、中火~弱火でお鍋の温度をキープします。

 

ぜひ、ご参考にしてみてください 😀
これから益々寒い季節になります。ご自宅やお店で、鍋料理を楽しみましょう!