旬の食材
2016年 9月 27日 火曜日
朝夕は過ごしやすく、少しずつ秋を感じるようになってきました。
今回は「旬の食材」について、お話させていただきます。
食材の「旬」とは、野菜や果物、魚介類など
その食材が最もおいしい、食べごろの時期のことです。
1年中、スーパーなどで見かける食材もありますが、それぞれに旬の時期があります。
旬の時期は、食材に含まれている栄養成分量が多く、 更に、価格も安くなります。
今回は、秋が旬のさつまいもについてお話します。
さつまいもは、甘味があることが特徴です。
採れたての時期がおいいしいとは限らず、貯蔵して、
余分な水分を逃すと甘味が増してほくほくした美味しいものになります。
●おいしいさつまいもを選ぶ際は、
・表面の凸凹が少なく、なめらかで傷が少ないもの。
・細いより、ふっくらしているもの。
・同じ大きさのものでは、重みがあるもの。
などを選ぶと、より甘くおいいしいでしょう。
●さつまいもには、ビタミンCや食物繊維、ヤラピンなどの栄養成分が含まれています。
≪ビタミンC≫
さつまいものビタミンCは、でんぷんの膜に保護されているため、
加熱をしても壊れにくく、損失量が少ないことが特徴です。
風邪など病気への抵抗力を強めたり、皮膚・粘膜の維持に役立ったり、
鉄分の吸収をよくするなどの働きがあります。
≪食物繊維≫
水分を吸収することで膨張し、腸を刺激して、排便を促進します。
≪ヤラピン≫
さつまいも特有の成分で、輪切りにした時に出る白い液体です。
加熱にも強く、損失量が少ないです。
ヤラピンは腸の運動を活発にして、排便を促します。
食物繊維とヤラピンのはたらきが相乗して、お通じが更に良くなることが期待できます。
ヤラピンは皮の周辺に多く含まれていますので、皮ごと食べることをおすすめします。
●保存方法は?
さつまいもは、温かい気候の土地で栽培されています。
冷蔵庫などの低温で保存すると傷みやすく、20℃を超えると芽が出て味が落ちてしまいます。
15℃前後で、暗所での保存が推奨されています。
いもご飯や天ぷら、焼き芋、大学いも、スイートポテトなど、
様々な料理に活用して楽しんでみてはいかがでしょうか。
秋ならではの食材は、他にも柿、秋刀魚、栗、まつたけ、
さといも、にんじん・・・など豊富にあります。
秋の味覚を楽しみましょう。
Posted by mlblog02.
カテゴリー: 未分類