食欲の秋です ♪

2012年 9月 24日 月曜日

スーパーには秋の食材も並び、季節の変化を感じる時期ですね

今回のテーマは「きのこ 」にしました。

栽培技術が進歩して1年中手に入るようになりましたが、きのこは秋の食材です。

低カロリーで食物繊維も豊富、苦手な方もいますが、ぜひ食べていただきたい

食品になります。

 

―きのこについて―

日本だけで約5000~6000種類あると言われ、そのうち食用になるのは200種類程度だそうです。

(また毒きのこが約150種類程度あることが分かっているそうです)

きのこに多く含まれる食物繊維は血中コレステロールを下げ、動脈硬化の予防に役立ちます。

また、多糖類の一つであるβグルカンは身体の免疫力を高める働きがあります。

代表格の「しいたけ」はほとんどが人工栽培です。

気温の低い時期に採れるのが「冬菇(どんこ)」、春以降に採れるのが「香信(こうしん)」になります。

ビタミンD効果を持つエルゴステリンを多く含み、また成分のエルゴステロールは日光に当てることで

ビタミンDに変化します、干すことで旨みも凝縮され色んな料理に使えます。

じつは最近の干しいたけは天日干しでないため、しばらく(30~60分くらい)

日光にあてると良いそうですよ。

スーパーで売られている「えのきたけ」

人工栽培では白いほっそりしたきのこになりますが、

天然物は褐色でコロンした形になります。

エルゴステリンを含み、   γアミノ酪酸(ギャバ)は

きのこの中でも、えのきたけに多く含まれています。

「まいたけ」の人工栽培は昭和50年頃に成功し、

それ以前はとても貴重なきのこでした。

「まつたけ」は人工栽培が難しいきのこになります。

あの独特の香りはマツタケオール(オクテノール)と

桂皮酸メチルによるもので、これら成分は加工品の香り付けに利用されています。

 

きのこのうまみ成分はグアニル酸になります。この「グアニル酸」は昆布のグルタミン酸、  かつお節のイノシン酸に並ぶ旨み成分です。特にグルタミン酸と組み合わせることによって  相乗効果が生まれ美味しい出汁を作ることができます。

 

敬老の日♪

2012年 9月 10日 月曜日

こんにちは。エイです。

9月17日は敬老の日ですね!

敬老の日は、「長年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」です。

現在は9月の第3月曜日ですが、以前は9月15日で、その日に兵庫県で行われた敬老行事が由来になっているそうです。

あるアンケートでは、敬老の日に、お年寄りが贈ってもらいたいプレゼントで一番多いのは『家族と一緒に食事をする』 ことだそうです。

元気なおじいちゃん、おばあちゃんの長寿をみんなでお祝いする日に、旬の魚や野菜を使った体に優しいレシピでお食事するのも素敵ですね♪

秋の食材といえば梨や栗、サケ、マス等…いろいろな食材がありますが、今回はその中のひとつ、さんまについてお話します。

●名前の由来

・・・もともとは古名の細長い魚を意味する「狭真魚・<さまな>」(※狭は狭い、細いの意味)が変化しサンマになり、その形から、漢字では「秋に捕れる刀に似た魚」という意味で秋刀魚と書くようになったそうです。

●栄養成分

さんまには、必須アミノ酸をバランス良く含んだ良質のたんぱく質や、貧血防止に効果のある鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムと、その吸収を助けるビタミンDも多く含まれています。

また、近年注目されている不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が、豊富に含まれていて、動脈硬化、心筋梗塞、高血圧などの予防に効果的といわれています。

他には、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果があるといわれるタウリンも豊富です。

●食べ方

さんまの薬効は主に脂にあるので、焼き魚にする時は姿のまま、脂を落とさないように焼くようにするのがおすすめです。青魚の臭みが気になる場合は、スダチやレモンなどのかんきつ類を添えると臭みがやわらぎ食べやすくなります。脂質の多い魚は胃もたれを起こすこともあるので、脂質の多い魚が苦手な方は、消化を促す大根おろしなどあわせていただくのもおすすめです。

 

★新鮮なさんまの選び方★

①口先が黄色い

②黒目の周りが透明で澄んでいる

③背が青黒くつややかで張りがある

④腹が銀白色に輝いてパリッと張りがある

★さんまの塩焼きのコツ★

①塩は高いところからふる

…塩をふる時は乾いた手で、さんまから20cmくらいの高さからふると塩が均一に落ちる

②魚焼きグリルは表を下に

…コンロに付属の魚焼きグリルは上から火が当たるので、盛り付けるときに表になるほうを下にして、始めは強火で焼く

③反対側は火を少し弱めて

…ほどよく焼き目がついたら返し、中まで火を通すように焼く。何度も返すと身が崩れてうま味が逃げるので返すのは1回だけで焼き上げる。

大切なのは労りや感謝の気持ちを表すこと。

今年の敬老の日はおすすめの旬の食材、さんまを味わいながら、家族みんなで楽しい時間をお過ごしください♪

                   

ビアガーデンで乾杯♪

2012年 8月 30日 木曜日

 

こんにちは。Koharuです。                                                   暑い日が続いておりますが、皆様 夏バテなどされていませんでしょうか?

猛暑日が続いた某日、チーム内から「ビアガーデンに行こう♪」と嬉しい誘いが!さっそく意気投合し、会社近くのデパート屋上で開催されているビアガーデンに行ってきました。

     

 

今回は、以前から気になっていた「フローズンビール」を試してみました。クリーミーな泡で覆われたよく冷えたビールは、のど越しが良くおすすめです。それから、開放感ある屋外の雰囲気と夜風の涼しい空気が心地よく、皆で楽しくいただくお料理とビールの美味しさは格別でした。

ところで、お客様からは、「飲み会の予定が入ると、カロリーオーバーになることが心配になります。おつまみはどのようなものを選べばよいでしょうか?」というご相談をいただくことがあります。やはり、健康面や美容面のことを考えると、お酒のおつまみ選びで悩んでしまう方は多いようです。

お酒に合うおつまみといえば、確かに揚げ物や塩辛いものが多く、ついついお酒の量もすすんでしまいます。その結果、体重増加や脂肪分・塩分の摂り過ぎを招き、また酒量が増えることで、多量のアルコールを代謝するために肝臓に負担をかけてしまうことが懸念されます。

そこで今回は、居酒屋にもあるおつまみメニューの中からおすすめのものをいくつかご紹介します。

☆【低脂肪でたんぱく質豊富なメニュー】                                           刺身、あさりの酒蒸し、焼き鳥、豆腐料理、焼き魚、もつ煮込み、おでん、茶碗蒸し 等

☆【ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なメニュー】                                    青菜のお浸し、冷やしトマト、枝豆、もろきゅう、海藻サラダ、じゃこおろし、緑黄色野菜のソテー 等

   

おつまみ選びのポイントは、低脂肪で、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維豊富なメニューを選び、それらの栄養素によって肝臓の働きを高め、脂肪の蓄積を防ぐようにすることが大切です。

「酒は百薬の長」 健康維持のためには、お酒は適量摂取を守りつつ、体に無理なく楽しく飲むことを心掛けたいですね。