夏の箱根♪

2010年 8月 24日 火曜日

皆さま、はじめまして。Koharuです。どうぞよろしくお願いしますonpu

先日、家族で箱根の温泉に行ってきました。
まずは、のんびり温泉旅行のお話をさせていただきます。
 shinryokushokujihana

箱根までは、都心から2時間程で到着です。

自然あふれる箱根で夜空を見上げながら露天風呂に入っていると、
時間を忘れてしまいそうでした。
食事は、地元の新鮮野菜に相模湾の海の幸などの夕食、朝食には名物の温泉卵や

名水仕込みの湯豆腐、あじの干物が並び、箱根の味覚を満喫しました。  

箱根では、6月中旬~7月中旬までホタルの飛翔が観賞できます hoshizora                        美しい自然環境でないと生息できないホタルの特性上、幻想的なホタルの光が観賞できるのは、   とても貴重ですよね。このような自然環境が維持されているのも、地元の方々の努力の結果だということを伺いました。箱根では、ホタルが生息できる水質維持を目指して地域の方々による生態系に配慮した取り組みが行われているそうです。

宿泊した施設でも、食品リサイクルシステムが完備され、廃棄食品削減と再利用が積極的に行われていました。食事に提供された食材の大部分が、地元の食材を活用した地産地消の取り組みもすすんでいました。

DSC00010

 写真は、芦ノ湖畔に立つ 「成川美術館」から眺めた景色です。館内で日本画を堪能したあと、季節の和菓子と抹茶をいただきました。ホッと一息!至福の時間を過ごしました。                                『はっち』さん のブログ(http://eiyoshi-blog.net/?p=294)でご紹介がありましたが、お茶には体内で脂質燃焼を促進する働きがあるカテキンが含まれています。その他、茶葉の旨味成分である「テアニン」というアミノ酸には、リラクゼーション誘導効果があることが科学的に証明されています。

現在メディカルラインでは、管理栄養士によるダイエット相談業務を行っています。

相談室には、毎日多くのお客様からダイエットに関するご相談が寄せられております。今年も猛暑の影響で、冷房や冷たい飲食物の摂り過ぎによる冷えの症状、栄養素の不足からくる疲れやだるさを訴えるお客様からのご相談が目立っています。

ice気温が高くなると、ビールや清涼飲料水、アイスクリームなどの冷たい飲食物を    口にする機会が増えてきますよね。しかし、これらの冷たい飲食物には糖分が多く含まれています。特に、清涼飲料水やアイスクリームなどの冷たい食品は、舌の味蕾で甘みが感じにくいという特性があり、摂りすぎてしまうおそれがあります 。

 あっさりした食べ物しか口にしていない場合でも、意外とカロリーを摂りすぎて、 夏太りの原因になることもあります。また、炭水化物中心の食事に傾き、たんぱく質や各種ビタミン・ミネラル不足による疲れやだるさを訴える方が多いため注意が必要です 。

ryokutya疲れがでやすい夏こそ、日本人が昔から愛飲している日本茶でリラックス       そして疲労回復には、栄養バランスのとれた食事でスタミナup  を!               ・・・温泉旅行などの休息も疲労回復におすすめです。

今晩のおかずに「カツオ」は如何ですか?

2010年 7月 30日 金曜日

マブ

 はじめまして、「マブ」(愛犬の名)です。どうぞよろしくお願いします。 「はっち」さんのブログで身体に良い成分があるというので、これから「緑茶派」になろうと思います!

マブは飼い主に似て食いしん坊なので、今回は今の時期に美味しいカツオについてお話しします。

 

『目には青葉 山ほととぎす 初かつを』       山口素堂    

 100805卯の花

 この季節になるとこの句を思い出します。初夏の季語が三つ(野の青葉と、山のほととぎすと、海の初かつを)重なっているのは珍しいそうです。俳句の季語は重なっていないのが原則と国語で習いました。この句のほととぎすからは、白い卯の花を思い浮かべます。(『夏は来ぬ』  の歌詞から)

 

 初カツオは江戸の夏の風物詩のひとつで「女房を質に入れても初鰹」とも言われます。回遊魚のカツオは江戸時代には数も少なく初物好きの江戸っ子には貴重な食べ物たったのでしょう。夏のカツオはさっぱりしていて美味しいですね。秋の戻りガツオも脂がのって、これもまた捨てがたいです。

 

 高知に旅行したときに本場のカツオを食べましたが、東京で食べるのとは比べ物にならないくらい美味でした。分厚く切られた、カツオのわら焼きたたきをたっぷりのにんにくスライスを使った薬味と一緒に豪快に食べた味が忘れられません。

 

最近は、刻んだ生姜やミョウガ、万能ネギの薬味の山に埋もれたカツオをいただきます。薬味に含まれるビタミンや硫化アリル(ビタミンB1を多く含む食品と一緒に食べると、疲労回復に効果的   ・・・  社団法人 日本栄養士会http://www.dietitian.or.jpより)の栄養も摂れるのでお勧めの食べ方です。

 カツオの栄養素をみると、脂質は他の青魚と比べて各段に少ないのが特徴です。さらにカツオの刺身にみられる血合い肉には、ビタミンA、B1、B2、B12や鉄分のほかEPA、DHAが多く含まれます(小学館 食材図典より)。100805かつおのたたき

たんぱく質は可食部100gに対しての割合が、よく食卓に上がる下記の魚は20%程度に比べて、カツオは25%と高く含まれます。

またカツオのアミノ酸スコアは100と優れて(ヒトが体内で合成できない必須アミノ酸がバランス良く含有)います。

カツオは低カロリーで高たんぱく食品でダイエットをしている方にはお勧めの食品です。

 

 

エネルギー(kcal)

たんぱく質(g)

脂質(g)

ビタミンB12(μg)

カツオ(春摂り)

114

25.8

0.5

8.4

カツオ(秋摂り)

165

25.0

6.2

8.6

マイワシ 

217

19.8

13.9

9.5

マアジ

121

20.7

3.5

0.7

マサバ

202

20.7

12.1

10.6

 可食部100gあたり                                五訂増補 食品成分表より 

 

 ダイエットといえば、メディカルラインでは通販会社様のダイエット食品の購入顧客の栄養相談もお受けしています。

 ダイエットをすると主菜はカロリーが高いと考えてその量を減らし、たんぱく質摂取量が不足する方がいらっしゃいます。

たんぱく質は筋肉や臓器などの成分である他、酵素やホルモン、免疫抗体の原料としても重要です。たんぱく質が欠乏すると、身体はこれを補おうと体たんぱく質を分解(筋肉を分解したり、持病などへの免疫力が低下)します。

筋肉量の減った身体は消費エネルギー量も減り、「食べていないのに痩せられない」という矛盾が生じます。そのような方には、たんぱく質も含めた栄養バランスの整った食事をアドバイスしています。

私たちは、ダイエットを通じてお客様が健康的な食生活を送れるようにサポートしています。

 日本人の食事摂取基準2010年版(国民の健康の維持・増進、生活習慣病の予防を目的としたエネルギー、各栄養素の摂取量。前々回の「せぇ」さんのブログでも登場。)では、たんぱく質の1日の推奨量(母集団に属するほとんどの人が不足しない摂取量)は男性:60g女性:50gです。

 主な食品のたんぱく質量(Pと表す)は、卵1個:P6.2g、豚モモ肉70g(ソテー用1枚):P4.6g、鶏むね肉(皮なし)70g(炒り鶏1人分):P15.6g、鮭70g:P15.8g、木綿豆腐1/3丁(100g):P6.6gです。

 春摂りのカツオは、刺身5切れ(75g)でたんぱく質が19.3gも摂取できます。

そこで!お腹周りの脂肪が気になる貴方も私も低カロリーで高たんぱくの旬のカツオを食べましょう!

フィトケミカルってご存知ですか?

2010年 7月 9日 金曜日

皆さま、はじめまして。はっちです(^-^)

管理栄養士ブログも今回で4回目となりました。みんな話題が豊富で楽しませてもらってますegao

先日梅雨入りしてしまいましたね・・azisai蒸し暑い日が続きますが夏本番にむけて今から体調管理もしっかりしておきたいですねkaeru

体調管理といえば、疲れをためないとか睡眠をたっぷりとるとかあると思いますがやっぱり、きちんと食べることも大切ですよね。もちろん、食べすぎてメタボ診断にひっかかってしまってもダメですが・・。

ちなみに、メディカルラインでは管理栄養士が保険組合など向けに特定保健指導も行っていて健康管理のお手伝いをさせていただいています!

さて、今回は食品の色や香りに含まれている成分についてちょこっと情報です。yoroshiku

たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルは食品の5大栄養素として知られていますが、実は、この他に第6の栄養素といわれる「非栄養素」があることをご存知ですか? この成分、最近注目されていて別名「フィトケミカル」とも呼ばれています。

この「フィトケミカル」のフィトって何?gimonnと疑問に思って調べてみたところ・・ 「フィト(phyto)」はギリシャ語で植物のことを言うそうです。つまり、植物から得られる化学物質のことで苦味成分や色素、香りに含まれる成分です。植物って過酷な環境でも耐えられるように自ら化学物質を作っていたんですねkaeru2 

さて、この「フィトケミカル」ですが実はたくさんの種類があります。その中でも今回は代表的な成分「ポリフェノール」についてご紹介します。 実はみなさんにも馴染みのあるカテキン、アントシアニン、フラボノイドなどはみんなポリフェノールの仲間なんです。                                   

カテキン:リョクチャimages

お茶、リンゴなどに多く含まれます。殺菌作用、血中コレステロールの低下、高血圧予防の効果が期待できます。私たちにもなじみの深い「茶カテキン」は、脂質の燃焼を促進する働きがあるので「体脂肪がつきにくい食品」としてトクホの関与成分になっています。

アントシアニン:ブドウimages

ブドウの皮やブルーベリーなどの赤紫色をしたものに多く含まれている色素成分です。赤ワインには、抗酸化作用が高く、動脈硬化などの心疾患の予防に繋がっているという研究も報告されているようです。実際に、赤ワインの消費量が多いフランス人は、肉やバターをたくさん食べるのに心疾患が少ないそうです。

フラボノイド:ダイズimages

大豆や大豆加工品(豆腐、納豆など)に含まれます。大豆に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)と同様の働きをするため、アンチエイジングの視点からも注目されています。骨からカルシウムが溶け出すことを抑える働きがあるので「骨の健康が気になる方に適する食品」としてトクホの関与成分になっています。

食品には健康に良い成分が含まれていますが、その食品だけをたくさん摂るのではなく、いろいろな種類の食品をとることが大切なのでぜひ、みなさんも心がけてくださいねusagi

夏にむけてお仕事も忙しくなりつつあるので、私もしっかりと健康管理をしてがんばりますapani48158d1a87bad

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