新じゃがいも
2014年 2月 6日 木曜日
2月に入りました。
日中は日差しが出てぽかぽかしてきましたが、夜はまだまだ寒いですね。
暖かい春が待ち遠しいです!
今回のテーマは『新じゃがいも』です。
☆新じゃがいもって? 普通のじゃがいもと違うの?
地域や品種により収穫時期は異なりますが、
春から初夏にかけて期間収穫されたものを新じゃがいもと呼びます。
皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。
☆どうして新じゃがいもの皮は薄いの?
余談ですが、じゃがいもは貯蔵に適した食品です。
冷暗室で貯蔵すると、徐々に水分が抜けて甘みが強くなります!
これは、低温下でデンプンが糖化するからです。
☆どんな栄養があるの?
ビタミンCが多く含まれています。
本来壊れやすいビタミンですが、じゃがいものビタミンCはでんぷんに包まれているため熱に強く、壊れにくい性質があります。
また、カリウムも豊富に含まれています。
体内の余分な塩分を排泄する作用があります。
カリウムは多くの野菜に含まれています。その多くは熱を加えたり水にさらすと流れ出てしまいます。
しかし、じゃがいもに含まれるカリウムは茹でても、水中に流れでる量は比較的少ないと言われています!
☆保存方法は?
暗く涼しい場所で保存するといいです。
温度が高いと発芽しやすくなる為、涼しい環境での保存がお勧めです。
じゃがいもは日に当たると表皮が緑色になります。
その部分や芽にはソラニンやチャコニンという有害物質が含まれています。
これらの有害物質は光を当てることで増加します。
有毒物質を摂取すると食中毒を起す場合があり、腹痛、下痢、嘔吐、頭痛やめまい、
意識障害などの症状が現れます。
新じゃがいもは芽が浅いので、芽よりも特に表皮に含まれるソラニンやチャコニンによる
食中毒を注意しなければなりません。
・ 芽の出ているもの
・ 緑に変色しているもの
の場合は、皮を厚めに剥くなどして、
皮ごと食べることは避けたほうが良いです!
調理のポイント
新じゃがいもは皮が薄く柔らかいのでそのまま調理することができます。
皮ごと調理することで栄養やうまみを損なうことなく摂取することが可能です。
ぜひ皮ごと調理してみてください。
水分が多い為、粉吹きいもなどには向きませんが、揚げ物、炒め物などの調理法が適しています。
そこで!
皮ごと調理できて、簡単な料理を紹介します!
①新じゃがいもはよく洗い、皮付きのままで水から茹でます。(串が刺さるくらいの柔らかさ)
②フライパンに油を敷きじゃがいもを入れしっかり炒めます。
③あらかじめ合わせておいた調味料(しょうゆ:みりん:砂糖 4:2:1) を入れ絡ませます。
味がしみ込んだら完成です。
これからが旬のおいしい新じゃがいもです。
是非皮ごと調理をして、堪能してみてください!
Posted by mlblog02.
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