春なのに・・・

2013年 3月 18日 月曜日

         花粉の辛い時期がやって来ました。ペコです。

         皆様いかがお過ごしでしょうか?

         私は、今年より花粉症デビューしてしまいました。

         四季の中でも大好きな季節だったのに・・・・ 。

 春の訪れを素直に喜べない私です(涙)

 とはいえ、いつまでも落ち込んでばかりはいられません!!

春の訪れを感じる食材に、「ふきのとう」や「タラの芽」、「筍」などがありますが、

独特の苦味が特徴ですね。

この苦味や「えぐみ」の強い食材を摂ることで、

冬に溜まった老廃物や毒素をデトックスすることが出来るそうです。

昔からの知恵ですね。

中でも「ふきのとう」の苦みには、胃腸の働きを助け

花粉症の予防や咳止めに効果があるともいわれています。

そんなわけで、ふきのとうでぺペロンチーノを作ってみました。

もう春ですからね!!

  

ふきのとうの香りとほろ苦さが楽しめるシンプルなパスタです。

〔材料〕2人前

  ・    パスタ       180g

  ・    ふきのとう     6個

  ・     オリーブオイル  大さじ4

  ・     鷹の爪       2本

  ・      にんにく      1片

  ・      塩          適量

〔作り方〕

  ①     パスタを茹でる

  ②     ふきのとうは茎の部分を切り熱湯で1~2分茹でる。

  ③     茹でたふきのとうは、水にさらして水気を切り、粗いみじん切りにする。

  ④     フライパンにオリーブオイル+にんにく+鷹の爪を入れて弱火にかける。

  ⑤     香りが出たらふきのとうを加えて約1分炒める。

  ⑥     ⑤に茹で上がったパスタを加え、塩で味付けする 

「ふきのとう」は苦さを楽しむ山菜ですが、

苦手な方は下記のような物を選ぶと苦味が少ないようです。

  ・  採れたてのもの。

  ・   あまり成長していない小さなツボミのもの

  ・   花の部分をとる。

どうしても苦味を抑えたい場合はゆでた後、水にさらしてアク抜きをすると

苦味はかなり少なくなります。

最後に、苦味をおさえた「ふきのとうの天ぷら」のご紹介です

〔材料〕2人前

 ・ふきのとう   6個

 ・天ぷら粉   適宜                         

 ・水       適宜                    

 

〔作り方〕

 ①ふきのとうは、できるだけ開いていない

 丸いものを用意します。

 ②水洗いし汚れをとガクを取り除きます。

   ★切り口からすぐに褐色してしまうため、手早く揚げましょう!

 ③房の中心から縦に二つに切ります。

    ★ここがポイント★

       芯の花房の部分がの苦味が強いため、半分にすることで、火が通りやすくなり苦味がなくなります。

 ④市販の天ぷら粉を水に溶き、たっぷりつけて揚げます。

    ★揚げる際は低めの温度で揚げるのがコツです。

 これで苦味がダメだった子供も食べられるようになりました!

 是非お試し下さい。

 

郷土食への想い

2013年 1月 21日 月曜日

新年明けましておめでとうございます。Koharuです。

健やかに清々しい気持ちで新年を迎えられたことを、幸せに感じています。                      今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて本日は、私の生まれ故郷である栃木県の郷土料理「しもつかれ」をご紹介します。

栃木県では有名な料理ですが、ご存じでしょうか? 

名前の由来ですが、 栃木県は昔「下野 (しもつけ)」の国と呼ばれていました。そのため、この下野に由来しています。「かれ」は、食糧の「糧(かて)」が訛り「かて」と変化し、下野の国の食べ物を意味するともいわれていますが、由来には諸説あるようです。

作り方は、塩鮭の頭、煎り大豆、荒くおろした大根と人参、油揚げなどの材料をじっくり煮込み、酒粕を加えます。味付けは、素材の持ち味を生かすため、少量の塩または醤油でシンプルに仕上げます。 味の決め手となる酒粕が入ることで独特のコクが出て、とても深みのある味わいになります。

「しもつかれ」に使うダイコンやニンジンは、「鬼おろし」という竹でできた目のあらいおろし器を使うことが特徴です。材料を大きく削ることができるので水分がでにくく、野菜の風味を残すことができます。昔からそれぞれの家に代々受けつがれてきた作り方があり、同じ「しもつかれ」でも、家庭によって味が違います。

この料理は行事食でもあり、初午(2月最初の午の日)に、赤飯とともに稲荷神社にお供えをする風習があります。寒さの厳しいこの時期に食べると、身体がじんわりと温まります。

先人の知恵は素晴らしく、使用する食材には無駄がありません。旬の甘味をもった大根と人参、お正月で余った塩鮭の頭の部分、節分の大豆等を上手く組み合わせています。また栄養面からみても、アミノ酸バランスが高く、ビタミン、食物繊維、カルシウムも豊富な料理です。

現代は忙しさに追われ、身近にある食材を無駄なく使い手間をかけて調理する気持ちが少しずつ薄れてきているのかもしれませんね。

食材が豊富に手に入ることが普通となった現代ですが、苦しい時代を生きぬいてきた先人の知恵や食べ物を大切にする想いを忘れずに、後世にもこの味を伝えていきたいと思っています。

さむ~~いですね★

2012年 12月 18日 火曜日

  こんにちは。ペコです。

 みなさんは、寒いのは得意ですか?

私は、夏の暑さには強いのですが、寒さにはめっきり弱いです。。。

12月に入り、駆け足で冬がやってきて、まだまだ体が追いついていません(涙)

 そんな私ですが、先日、お友達から大量に「ゆず」をいただきました。

料理だけではとても使い切れないので、一足先に

お風呂に入れてみました。 

我が家では、大胆に半分にカットし、ネットに入れて

お風呂へ浮かべます!

フレッシュな香りがなんともいえないですねぇ。体もぽかぽかになり、とても癒されました。

 そして、お風呂上りには、お約束の・・・ですね!!

   

 実際に、ゆずの精油(ピネン、シトラール、リモネンなど)には、新陳代謝を活発にして、

血管を拡張子させ、血行を促進する働きがあります。

だから、体が温まって、湯冷めしにくいんですね。

  「ゆず湯」と言えば、冬至が有名ですね。いったい、いつ頃から始まったのでしょうか?

なんと、江戸時代頃からです!

「ゆず湯に入れば風邪を引かない」と言われ、冬至の日にゆず湯に入る習慣が

あったそうです。冬至の読みは「とうじ」と読みますが、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」

にかけているそうです。

まだまだ、寒さはこれからが本番です。

みなさま、風邪やインフルエンザに気を付けてお過ごし下さい

そして、冬至の日には、ゆず湯でぽっかぽっか

温まってみるのはいかがでしょうか。