土用の丑の日

2012年 7月 2日 月曜日

みなさん、こんにちは。

ピーチです。

先日、鎌倉に行ってきました。

鎌倉といったら、やはり大仏様でしょうか?

向かう途中、庭が、とても美しかったので、沢山撮ったなかの一枚です。

 

 こんなかわいい、お地蔵様も。

 

 そして人が集まっていたので何かと思ったら…

いたんです!

 

かわいい、りすが☆

しかも何匹も。

そうこうしているうちにお昼を回ってしまい、とてもお腹がすいてしまいました。

ランチは何にしようと迷っていたら近くに鰻屋さんが♪

かなり待つようでしたが、そこに決めました。

 

美味しかった!

元気を取り戻し、その後も見所たくさんの鎌倉を歩き回ることができました。

鰻を食べて元気になったような気がするのは気のせいでしょうか?

そこで鰻について。

鰻にはビタミンA、B群、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(カルシウム)など身体に大切な栄養素がたくさん含まれています。

◆ビタミンA

うなぎに含まれる豊富なビタミン郡の中でも、ビタミンAは特に突出しています。目や皮膚などの潤いを保つ働きがあります。

◆ビタミンB群

ビタミンB1は身体が疲れたときなどの疲労回復や、ビタミンB2はエネルギー源の代謝を手助けして体調を整えてくれます。

 ◆ビタミンD

骨や歯にカルシウムを取り込むのに必要な栄養素といわれ、健康な骨や歯を維持するのに大切な栄養のひとつです。

うなぎはカルシウムも豊富ですので健康な骨の維持には一石二鳥です。

◆ビタミンE

抗酸化作用があり細胞の老化を防止する働きがあるとされています。 

鰻には脂肪が含まれていますが、この脂肪の成分は、主に「不飽和脂肪酸」と呼ばれるものです。

みなさんも聞いたことがあると思います。

◆DHA(ドコサヘキサエン酸)

記憶力や、心臓病、高血圧、糖尿病、脳卒中、動脈硬化の予防と改善の働きがあるといわれています。

◆EPA(エイコサペンタエン酸)

脳梗塞や心筋梗塞といった病気の予防や、コレステロールや中性脂肪を抑制する働きもあり、 血液の流れを良くして病気の予防にもなります。

このように鰻は多くのビタミンを含んでいますが、勿論すべての栄養素が含まれているわけではないので、色々な食材から栄養を摂るのがいいですね!

今夏の土用の丑の日には、鰻を食べますか?

蕎麦が美味しい季節ですね

2012年 6月 18日 月曜日

こんにちは、マブです。

 夏は食がすすまないことも多くありますね。

そんな時は、冷たい蕎麦が恋しくなります。

先週末は馴染みの店に、好物の蕎麦を食べに行きました。

このお店の蕎麦の特徴は、石臼挽き残る蕎麦の実の外皮の食感があり、独特の味わいです。

 蕎麦は、とても栄養のバランスが良く、夏バテ解消にはぴったりの食品です。

それでは、蕎麦の栄養についてお話します。

蕎麦は他の穀物と比べて、アミノ酸スコア(食品中のたんぱく質の栄養価を表す指標)も高値です。

蕎麦には、ビタミンB群やビタミンEも多く含まれています。

ビタミンB1は糖類をエネルギー源に変換するのに不可欠な成分です。

ビタミンB2は、たんぱく質をはじめとする栄養素の代謝を助け、成長・発育を促進します。

ビタミンEは抗酸化作用があり、老化防止のビタミンといえます。

また、毛細血管を若返らせるポリフェノールの仲間のルチンや、肝臓の働きを助けるコリンも豊富です。

血中コレステロール値や血糖値の上昇を防ぐといわれる、水溶性食物繊維も豊富です。

せいろ1枚には、うどんやご飯の2~3倍以上の水溶性や不溶性の食物繊維が含まれています。

お話にあがったビタミンB群、ルチン、コリンも水溶性です。

蕎麦の茹で汁には、水溶性の栄養素が溶け出ますので、蕎麦湯は飲むようにすると良いですね。

 蕎麦はこのように栄養価が高いのですが、ビタミンAやビタミンCは含まれていません。

蕎麦を食べる際は、薬味や具、または一品料理を一緒に食べて、不足している栄養素を補うことをお勧めします。

私は、お新香の盛り合わせを注文しました。

このお店のお新香は少し変わっていて、オクラやパプリカ、山芋のぬか漬けが絶品です。

そして栄養価の高い、焼酎の蕎麦湯割りを2杯!

  帰宅してからのデザートは、グレープフルーツを食べました、

何しろ蕎麦のルチンはビタミンCの吸収を促進しますので・・・

梅雨の季節ですね

2012年 6月 4日 月曜日



いよいよ6月に入り「梅雨」の時期ですね。                                                                            

雨の日が続くと気分も少々落ち込みがちですが、気分を取り直してこの時期ならではの食品「梅」と「梅酒」について調べてみました。                               

*** 梅の起源 ***

梅は中国原産のバラ科の高木植物で、紀元前2000年頃の中国の商書に「塩梅」と記されているのが、文献上では最古の記載といわれています。日本にはその原産地である中国の長江流域から弥生時代に渡来したそうです。

*** 梅酒の誕生 ***

江戸は元禄時代、1697年発刊の「本朝食鑑」という文献に「梅酒」のつくり方が記載されているので、それ以前より梅酒は存在していたとされています。

いつ頃から飲まれるようになったかは不明で、当時、砂糖は貴重品であったことから庶民の間で楽しまれるようになったのはもう少し先と考えられています。

*** 梅酒の普及 ***

江戸時代になると保存食や家庭薬として「梅」を利用するようになり、各農家で梅が植えられたそうです。収穫した梅は生では食べられないことから「梅干」や「梅酒」に加工して大切に保存されていたようです。

*** 梅酒の栄養 ***

梅と言えば、独特の酸っぱさが特長。これはクエン酸、りんご酸、

酒石酸、コハク酸などが含まれているためで、それらが多くの薬効を

もたらすといわれています。
例えば、唾液や胃液などの消化液の分泌を促し、食欲を増進させます。

梅酒が食前酒として飲まれるのは、そのためです。
また梅にたっぷり含まれているクエン酸が疲労の元となる乳酸を分解してくれます。

さらに余分な脂肪を燃焼させてエネルギーにし、カラダに活力を与えてくれるのも大きなメリットです。

   スーパーでは梅酒コーナーが設置されています。

  *** 梅酒の作り方 ***

<材料> : 今までの経験上、この分量が一番作りやすいと思います。 

・青梅   1kg

・氷砂糖  500g

・ホワイトリカー  1.8リットル

・5リットルビン  1個

・竹串   2-3本

<作り方> : 時間の余裕さえあればいたってカンタンです!

①       ビンを消毒

洗ったビンに熱湯を注いで傾け、回します。清潔な布巾で水気をふき取り、ビンの口を下にして完全に乾燥させます。

※水分が残っているとカビが生えやすくなりますので注意

②       青梅を綺麗に洗う

流水で丁寧に洗います。

③       アク抜きをする

たっぷりの水(2ℓ以上)につけてアクを抜きます。

※     青く硬い実は1時間~2時間程度が目安です。これをおろそかにすると梅酒に渋味が出ます。

④       水気をふき取る

アク抜きが終わったら清潔なタオルで水気をふき取ります。

※     ビンと同様に水気はきちんと取りましょう。

⑤       青梅のヘタを取る

竹串を使って一つ一つ丁寧に取り除きます。

※     ヘタを除くことで梅酒にエグ味がなくなりまろやかに仕上がります。

⑥       青梅と氷砂糖をビンに交互に入れる

青梅→氷砂糖→青梅→氷砂糖の順で重ねていきます。

⑦       ホワイトリカーを注ぎます。

⑧       冷暗所に保存します。

※     きちんと蓋をして温度差の少ない涼しい場所で保存します。

※     約1年後から飲み始められます!        

 2007年と2008年に漬けた梅酒です♪

<オススメの飲み方> : 夏場のオススメはソーダ割りです。

・     材料 : 梅酒50cc+ソーダ100~150cc

・     作り方 : 大き目のグラスに氷と梅酒をいれ、ソーダを注ぎます

この梅酒の特徴である、食欲増進+疲労回復はこれからの夏バテ対策に役立つと考えられます。

ただし、一般的な梅酒のエネルギー量は、156kcal/100g ですから飲みすぎには注意しましょう!