夏野菜が出始めました

2012年 5月 22日 火曜日

みなさんはじめまして! ホームズ です。

気温が高くなり、すごしやすい気候になりましたね 😀

この時期、店頭には夏野菜が多く並び始めています。

価格も安定してきており、

台所を預かる身としては非常に助かります。

近年では、産直や道の駅などで採れたての野菜を安く売っているのをよく見かけます。

都心では、アンテナショップや“マルシェ”なる市場で、その時期の特産物や加工品も多く売られています。

生産者の顔が見え、美味しい食べ方を聞けるのが醍醐味ですが、

試食の美味しさと、安さに買いすぎてしまい…反省です。 😥

 

夏野菜といっても沢山ありますが、今回は大好きな 『アスパラガス』 についてお話します。

一年を通していただけるアスパラガスですが、5月から7月頃に出回る、国内産のものが味もよく、価格も安定しています。

グリーンアスパアラガスとホワイトアスパラガスは、栽培方法の違いで色が変わるだけで、品種そのものは同じです。

ホワイトアスパラガスは、若い芽に光があたらないように盛り土をして、覆い隠して育てます。

日光に当たらないので白くなります。

グリーンアスパラガスは土を取り除いて日に当て、次第に緑色にし収穫しているそうです。

まだまだ一般的ではありませんが、紫色のアスパラガスも時折見かけます。

グリーンアスパラガスはユリ科ですが、紫のアスパラガスは菜の花と同じアブラナ科の植物です。

紫のものはポリフェノール(アントシアニン)がグリーンのものと比べ、およそ10倍含まれ、

ビタミンCの含有量も多いのが特徴です。紫色はこの豊富なポリフェノールの色なんですね。

アスパラガスの根や茎に含まれるアスパラギンは体内でアミノ酸の一種であるアスパラギン酸

に変わります。これは血圧を下げ、抹消血管を拡張したり尿の量を増加させる働きを持ちます。

主な栄養成分は、

● アスパラギン酸 … 疲労回復、利尿作用

● 葉酸 … 造血作用

● ルチン … 動脈硬化や高血圧予防

● グルタチオン … 活性酸素抑制

ルチンは水溶性のため、下ゆですると溶け出してしまいます。

なので、素材をそのままの調理が適しています。

私のお勧めは、グリルで焼いてオリーブオイルとお塩でいただくもの。

焼くことで甘みがグッと増します!

また、蒸しても、ゆでた時と違った美味しさがあります。温泉卵と粉チーズを振り掛ければ、立派な前菜になりますよ。

どんな料理にも合うアスパラガス、疲労回復にいかがですか?

 

 

 

 

 

初夏が近づいてますね♪

2012年 5月 8日 火曜日

こんにちは、みゆなおママです。

世間でいうGWもあっという間に終了し、通常の日々に戻られた方も多いのではないでしょうか?

普段はバタバタと生活をしているので、気にもしていなかったのですが我が家の周りの田んぼでは田植えもすっかり終えていました。そして、ある日突然ケロケロと聞こえてくるようになりました

私の地元はお米が美味しく(関東では美味しいと有名なんです)、この小さな稲が晩夏にはたくさんの実をつけてくれることを願っています。

さて、今回ですが『トマト』を題材にしようと思います。
トマトといえば『桃太郎』と私はすぐに頭に浮かびます。

そして旬ですが・・・。年中、市場に出回っているので旬がわからない方も多いのではないでしょうか。

ハウス栽培では2~5月、路地物では6~11月が旬です。ですので、現在出回っているものはハウス栽培が多いが多いのでしょう。

「トマトのある家に胃腸病なし」とヨーロッパでは言うそうです。また、皆さんの良く知っていることわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」などがあります。                                                                                     そして、最近ではダイエットにトマトが良いと話題にもなっていましたね。トマトの食物繊維が腸の働きを活発にし便通をよくしたり、重量感があるので満腹感を得られ食事の量を抑制することが出来ることで減量が成功するようです。

★トマトの赤い色はリコピン                                                                      強い抗酸化作用があり、研究では癌を防ぐ効果が認められています。                               ★酸味                                                                       胃酸の分泌を促し、たんぱく質の消化などを助けます。                                        ★カリウム                                                                      過剰なナトリウムを排泄する手助けをします。 むくみの解消に役立ちます。                                                                                                                                                                                                                    

トマトをサラダに添えたり、冷やしトマトとして食べることも美味しいですが、炒め物や煮物の具材として活用するのもお勧めです。                                                                           中華風のスープに乱切りにしたトマトを入れていただくと、サッパリとした味になります。他の具材は、きくらげもよし、卵もよしと何でも合います。最後にごま油を落としていただくと、本格的な中華スープが出来上がります。                                                            肉じゃがにも煮込むときに入れ、最後の仕上げにくし型に切ったものを加えていただくと少々酸味の利いたサッパリ味に出来上がります。                                                                                    我が家では、クリームシチューの出来上がりにざくざくに切ったトマトを加えます。ピンク色のクリームシューとなりますが、熱々のトマトもとても美味しく我が家の定番の一品でもあります。

他にもいろいろな料理法はあると思うのですが、今回は意外なものをご紹介してみました。

ミニトマトなどもいろいろ種類が出回っています。皆さまは、どんなトマトがお好みですか?                                            

たろっぺ

2012年 4月 23日 月曜日

こんにちは、はっちです。

新年度が始まり、慌しく毎日が過ぎていきますがいかがお過ごしですか?                                                                                                               つい先日まで、都内では桜が満開だったのですがあっという間に散ってしまいました・・・         

今年は自宅近くの公園までお花見に行ってきました。

イベントも開催されていて賑わっていましたが広い公園のためかお弁当を広げてゆったり過ごせました。                                   

我が家のわんこ(チョコ♀:1歳)も初めてみる桜に興味津々でした!(写真はちょっと眠そうですが・・)

そういえば、せぇさんのblogで話題にでた『のらぼう』初めて知りました。今度、見かけたらどんなお味か食べてみようと思います。

ご当地野菜とまではいきませんが、私の地元(群馬)ではこの時期『たろっぺ』をよくみかけます。

ご近所にも山菜採りが趣味の方がいて、よくいただいていました。

この『たろっぺ』って何か分かりますか

ヒントは・・、山菜です。

正解は・・・「たらの芽」です 私の地元では方言なのか、たろっぺと呼んでいます。

タラノキにつける若葉のことを「たらの芽」といいます。                        独特の風味と苦味を持ち、山菜の王様と呼ばれるほどおいしい山菜です。                                                                                      丘などの日当たりのよい場所に群生しています。

天然物とハウス栽培のものがありますが、天然物は4~5月が旬です。

栄養成分の特徴は・・・

◆カリウムが多い(460mg/100g)

◆ビタミン類は特にビタミンEが多い(2.4mg/100g)

◆カロテンを多く含む(570μg/100g)

◆ たんぱく質は、山のバターといわれるほど豊富 (4.2g/100g)です。

食べた時に感じる独特の苦味は「エラトサイド」という成分です。

「エラトサイド」はサポニンの一種で

◆糖の吸収を穏やかにする働き   ◆抗酸化作用があります。

エラトサイドはアルカロイド類に分類され、新陳代謝を活発にし、消化を促進する働きもあります。

また、香りは「ピネン」「テルペン」という成分で気持ちをリラックスさせる効果が期待されています。

   食べ方は、「てんぷら」

  さっと湯がいて「おひたし」や「和え物」などがおススメです!

苦味は「アク抜き」されますが、アクの中には抗酸化力のあるポリフェノール類も含まれています。

アクを抜きすぎないようするのが調理のポイントです

春は気候も変わりやすいため、体調を崩しがちになってしまいますが旬の食べ物からも元気をもらって

夏に向けて体調を整えていきましょう!